本科目では住宅系課題に取組む。第1課題は住宅の設計である。与えられた敷地や家族構成を各自の解釈から創造的な生活の容器としての住宅を提案して欲しい。
概要:
「春学期週2時間、夏学期週2時間」
講義は、15名程度のグループを編成し、担当する教員から1対1の指導を受けながら各自課題に取組む。向上心をもち積極的かつ主体的に課題と取組むことが求められる。
授業の進め方・方法:
複数担当教員ごとに少人数グループのスタジオに分かれ住宅の設計に取り組む。課題については第1回と第9回目に課題について詳細を説明する。第2回から第7回、第10回から第15回にエスキスを行い、毎回、担当教員と1対1の指導を受けながら、各自の設計をブラッシュ・アップしていくことから、住宅設計に関する考え方やスキルをみにつける。
注意点:
提出期限は厳守のこと。課題作成にあたっては、必ず毎回担当教員のエスキース(指導)を受けること。エスキースは授業前に予め準備し授業に望んで欲しい。課題の相談ついては各担当教員に相談の上授業以外でも応じる。
不合格者に対する補充は行わない。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
2ndQ |
9週 |
ガイダンス 課題説明 |
課題の主旨を理解し課題に取り組む準備を行なう
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10週 |
指導(エスキス①) 家族構成・ライフスタイルの設定/現在の家の間取りの問題点 |
住宅とその中で行われる生活との関係を分かる。
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11週 |
指導(エスキス②) 戸建住宅の事例調査発表(設計条件・家族特徴、設計コンセプト・特徴、ゾーニング、動線分析)
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住宅とその中で行われる生活との関係を分かる。
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12週 |
指導(エスキス③) 敷地分析/設計イメージ・コンセプト
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外部環境が住宅に及ぼす影響の分析ができる。 与えられた条件を整理し構想をスケッチに表現することができる。
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13週 |
指導(エスキス④) 平面計画(Diagramによる空間構成、必要諸室の配置) |
想定した家族構成や生活、外部環境の影響を考慮して平面計画ができる。
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14週 |
指導(エスキス⑤) 平面計画(スタディ模型、必要諸室の配置) |
想定した家族構成や生活、外部環境の影響を考慮して平面計画ができる。
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15週 |
指導(エスキス⑥) 平面計画(スタディ模型、必要諸室の配置) |
想定した家族構成や生活、外部環境の影響を考慮して平面計画ができる。
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16週 |
中間発表 発表&平面図(1/100)提出 |
平面計画を検討し図面化ができる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
指導(エスキス⑦) モデリング(スタディ模型、立面・断面、エクステリア)
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平面計画をもとに高さや外観を検討ができる。 エクステリアの計画ができる。
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2週 |
指導(エスキス⑧) モデリング(スタディ模型、立面・断面、エクステリア) |
平面計画をもとに高さや外観を検討ができる。 エクステリアの計画ができる。
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3週 |
指導(エスキス⑨) モデリング(スタディ模型、立面・断面、エクステリア) |
平面・立面・断面計画を検討し図面化及び模型製作ができる。
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4週 |
指導(エスキス⑩) 図面指導(平面、立面・断面) |
住宅設計成果物の多様な表現方法を身につける。
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5週 |
指導(エスキス⑪) 図面指導(平面、立面・断面) |
住宅設計成果物の多様な表現方法を身につける。
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6週 |
課題提出 |
所定の提出物を完成できる。
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7週 |
講評 |
設計成果物のプレゼンテーションスができる。
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8週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 製図 | 線と文字の種類を説明できる。 | 3 | |
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。 | 3 | |
CADソフトウェアの機能を説明できる。 | 3 | |
図形要素の作成と修正について、説明できる。 | 3 | |
画層の管理を説明できる。 | 3 | |
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。 | 3 | |
与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 3 | 前16 |
設計した物をCADソフトで描くことができる。 | 3 | |
建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 3 | |
線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 3 | |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 3 | 前14,前15,後6,後7 |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 3 | 前14,前15,後6,後7 |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 3 | 前14,前15,後6,後7 |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 3 | 前14,前15,後6,後7 |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 3 | 前12,前14,後4,後6 |
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。 | 3 | |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 3 | 前16 |
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 3 | 前13,後5 |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 3 | 前11,前12,後3,後4 |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 3 | 前14,前15,後6,後7 |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 3 | 前16 |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 3 | 前15,前16,後7 |
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。 | 3 | 前11,前12,後3,後4 |
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 3 | 前14,前15,後6,後7 |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 3 | 前14,前15,後6,後7 |