本科目は、「建築計画I」にひきつづき各種用途の基本的な建築計画知識・理論を理解し、その応用である建築作品がどう創られているか理解すること。各種用途の建築と深い関連のある各種制度や運営方法などいわゆるソフトへの理解を深めることが目標である。
概要:
本科目は、「建築計画I」にひきつづき各種用途の基本的な建築計画知識・理論を理解し、その応用である建築作品がどう創られているか理解すること。各種用途の建築と深い関連のある各種制度や運営方法などいわゆるソフトへの理解を深めることが目標である。この科目は,建築計画を担当していた教員がその経験を活かし,第3週以降で建築計画手法・事例について講義形式で授業を行う。
授業の進め方・方法:
美術館と病院については、各用途の起源や発生を辿り、建築計画を説明し、事例を通じ建築計画との関連性を見出していく。その他の用途についても建築計画を説明し、事例を通じ建築計画との関連性を見出していく。レポートを出題し、いずれかの用途を実際に調査し、建築計画との関連や建築計画上特徴や問題点などを挙げてもらう。
注意点:
・授業時は教科書を必ず準備し、ノートをとること
・試験・小テストは教科書の内容に加え授業にて解説した内容が含まれる
・レポートを期限までに提出すること
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 計画・歴史 | モデュールについて説明できる。 | 3 | 前1,前16 |
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。 | 3 | 前1,前16 |
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。 | 3 | 前15,前16 |
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前9,前10,前15,前16 |
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前15,前16 |
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。 | 3 | 前5,前6,前7,前8,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
建築計画・設計の手法一般について説明できる。 | 3 | 前1,前10,前15,前16 |
古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。 | 2 | |
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。 | 2 | |
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。 | 2 | |
日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。 | 3 | |