到達目標
美術を軽視せず、学問のひとつとして捉え、得手不得手を決めこまない。表現を向上させる努力を惜しまない。表現、発信する喜びを知る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 美術を重視して、学問のひとつとして捉えることができ、得意と考えることができる。 | 美術を軽視せず、学問のひとつとして捉えることができ、得手不得手を決めこまない。 | 美術を軽視して、学問のひとつとして捉えることができず、不得意と考える。 |
評価項目2 | 表現を向上させる努力ができる。 | 表現を向上させる努力を惜しまない。 | 表現を向上させる努力をしない。 |
評価項目3 | 表現、発信する喜びを理解できる。 | 表現、発信する喜びを知ることができる。 | 表現、発信する喜びを知ることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
【授業の目標】
■ 美術と生活、美術と工業の重要な関係性を理解し、工業従事者としての発想力、表現技術の基礎を養う。
■自然の造形物から工業製品に至るまで、三次元のものを二次元に表現するために必要な様々な造形要素を学び実践することで、発想力や造形力を高める。
■ 幾何学的形態をモチーフとし、平面と立体について相互の関連を考えながら、デザインの基礎的な造形力を養う。
【開講学期】春学期週2時間、夏学期週2時間
授業の進め方・方法:
【授業概要・方針】
鉛筆一本あればいつでも発想や構想から総合空間まで表現できる力を養う。三次元と二次元(画像・絵)との違いを理解し、空間認識の仕組みなどの造形要素を学ぶ。
【評価方法】準備10%、制作姿勢20%、作品70%で採点し、100点満点で60点合格とする。
注意点:
【 履修上の留意点 】
■ 成績評価は日頃の授業態度や提出物をみて都度採点する。定期考査はおこなわない。真摯な姿勢が求められる。
■ 授業時はいつでも美術専用の下記筆記具セット※(指定配布)を必携する。授業の際は忘れず持参する。
※ 【筆記具セットの内容】
〈鉛筆〉4B,2B,HBの3種 〈カッター〉 〈練り消しゴム〉
《注意》 ハードケースを各自購入し、破損しないようにすること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 美術と工業の関係 鉛筆の扱い方 |
美術と工業の関係が分かる 鉛筆の扱い方が分かる
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2週 |
素描 手のデッサン1 重なりと連続性による空間表現 |
素描で手のデッサンができ、重なりと連続性による空間表現が理解できる
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3週 |
素描 手のデッサン2 比率、陰影、線(タッチ)の重要性
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素描で手のデッサンができ、比率、陰影、線(タッチ)の重要性が理解できる
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4週 |
自画像素描 投影画像の理解のための写真撮影 |
自画像素描で投影画像の理解のための写真撮影をする
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5週 |
自画像素描 構図決定 |
自画像素描で構図決定ができる
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6週 |
自画像素描 造形要素による制作 |
自画像素描で造形要素による制作ができる
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7週 |
自画像素描 書き込み、仕上げ 合評会 |
自画像素描で書き込み、仕上げをする 合評会を行う
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8週 |
デザイン 文字イラストレーションまたは運動部のマーク作成 |
デザインで、文字イラストレーションまたは運動部のマーク作成を行う
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2ndQ |
9週 |
ビルダーカード 正12面体(1) |
ビルダーカードで正12面体を制作できる(1)
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10週 |
ビルダーカード 正12面体(2) |
ビルダーカードで正12面体を制作できる(2)
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11週 |
ビルダーカード 正12面体の応用作品 |
ビルダーカードで正12面体の応用作品を制作できる
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12週 |
ビルダーカード 正20面体(1) |
ビルダーカードで正20面体を制作できる(1)
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13週 |
ビルダーカード 正20面体(2) |
ビルダーカードで正20面体を制作できる(2)
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14週 |
ビルダーカード 正20面体(3) |
ビルダーカードで正20面体を制作できる(3)
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15週 |
ビルダーカード 正20面体の応用作品 |
ビルダーカードで正20面体の応用作品を制作できる
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16週 |
合評会 |
合評会をする
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 準備 | 制作姿勢 | 作品 | 合計 |
総合評価割合 | 10 | 20 | 70 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 20 | 70 | 100 |