微分積分学ⅠA(0018)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 微分積分学ⅠA(0018)
科目番号 0278 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 産業システム工学科環境都市・建築デザインコース 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 高専テキストシリーズ 微分積分1(森北出版)、同左問題集
担当教員 馬渕 雅生,鳴海 哲雄,若狭 尊裕,和田 和幸

到達目標

・ 数列の基礎(一般項、部分和、漸化式)を理解している。
・ 級数の収束と発散を調べることができる。
・ 数学的帰納法によって証明することができる。
・ 関数の連続性と極限を理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 数列数列の基礎(一般項、部分和、漸化式)を理解し、応用問題が解ける 数列の基礎(一般項、部分和、漸化式)を理解している。 数列の基礎(一般項、部分和、漸化式)を理解していない
評価項目2 級数級数の収束と発散を調べることができ、応用問題が解ける 級数の収束と発散を調べることができる。 級数の収束と発散を調べることができない
評価項目3 数学的帰納法数学的帰納法によって証明することができる。 基本的な問題に対して、数学的帰納法によって証明することができる。 数学的帰納法によって証明することができない
評価項目4 関数の極限関数の極限を理解して自分で判定することができる。関数の極限を理解している。関数の極限を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 DP2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【開講学期】春学期週4時間
自然現象を理解するために必須となるのが微分積分学である。本講義では、微分法の入り口として、数列の基礎と極限操作の基本を学ぶ。数列については、等差数列、等比数列などの基本的な数列と、和(Σ)や数学的帰納法を学ぶ。極限操作については、数列で学んだ後で関数についての考え方を学んでいく。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿って、解説、定理・公式、例題、問と進んで行く。内容は多少抽象的であるから、理解するためには日頃の努力が必要である。授業では主に微分の計算練習に時間を割き、応用にも重点が置かれる。なお、授業内容の確認のための小テストを随時行う。
注意点:
学習内容が多いので、毎日の復習、宿題、課題等を確実にこなし、それを積み重なること。問題は必ず自分で解くようにして、確実な計算力をつけること。また疑問点を後に残さず、授業中またはオフィスアワーを活用して、教員に質問するよう心がけること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 等差数列 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
2週 等差数列 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
3週 等比数列 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
4週 等比数列 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
5週 いろいろな数列の和 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
6週 いろいろな数列の和 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
7週 級数とその和 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
8週 級数とその和 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
2ndQ
9週 数学的帰納法 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
10週 数学的帰納法 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
11週 関数の収束と発散 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
12週 関数の収束と発散 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
13週 関数の連続性 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
14週 関数の連続性 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
15週 まとめ 基本事項を理解して、問題を解くことができる。
16週 到達度試験 基本事項を理解して、問題を解くことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学等差数列・等比数列の一般項やその和を求めることができる。3
総和記号を用いた簡単な数列の和を求めることができる。3
不定形を含むいろいろな数列の極限を求めることができる。3
無限等比級数等の簡単な級数の収束・発散を調べ、その和を求めることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ小テストと課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000