化学要論(5008)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 令和08年度 (2026年度)
授業科目 化学要論(5008)
科目番号 1AZ03 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位(講義): 2
開設学科 産業システム工学専攻環境都市・建築デザインコース 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 0
教科書/教材 「化学製品が一番わかる」田島慶三著(技術評論社)、および教員作成資料
担当教員 菊地 康昭

到達目標

有機化合物についての基本的な性質や反応を理解した上で、身のまわりに存在する色々な化学原料や有機化合物を主とする基礎化学品、高分子化合物についての構造や特徴を理解すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1有機化合物についての基本的な性質や反応を知識だけでなく理論も知っている。有機化合物についての基本的な性質や反応を知識として知っている。有機化合物についての基本的な性質や反応を知らず、理解もできない。
評価項目2身のまわりに存在する色々な有機化合物についての構造と特性を理解している。身のまわりに存在する色々な有機化合物についての構造を知っている。身のまわりに存在する色々な有機化合物についての構造や特性を知らない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー DP2 ◎ 説明 閉じる

教育方法等

概要:
現在、人類が直面している環境や食糧などの種々の問題は科学技術の進歩と関連しており、これらを解決するためには化学が必要である。このため、人間の生活に係わる化学物質・生命に係わる化学物質・環境に係わる化学物質の根本をなす有機化合物を主体として学ぶ。最初は代表的な有機化合物の分類や性質について学び、その後、身の回りの化学製品について学ぶ。化学製品は、原料となる基礎化学品、有機化学品、高分子化学品に分かれるが、これらについて学んでいく。
【開講学期】前期週2時間
授業の進め方・方法:
身のまわりに存在する色々な化学物質の根本をなす代表的な有機化合物の構造や性質、さらには生活を支える化学物質(基礎化学品、有機化学品、高分子化学品)を学んでいく。
【評価方法】試験(80%)、小テスト・課題(20%)として評価を行い、総合評価は100点満点として、60点以上を合格とする。試験は、前期中間試験と前期期末試験の2回行う(それぞれ40%で合計80%)。答案は採点後返却し、達成度を伝達する。なお、本科目は補充試験を行わない。
注意点:
これまで学んだ化学に関する知識を基にして授業を進めていくので、必要に応じて化学を復習しておくこと。また、理解度を高めるために小テストや課題にも取り組んでもらう。
本科目は学修単位であり、60時間以上の自学自習が必須である。自学自習の成果は試験や小テスト・課題にて評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 有機化合物について、生活を支える化学物質について、日本の化学工業の発展について 有機化合物について、生活を支える化学物質について、日本の化学工業の発展について理解できる
2週 有機化合物(1) 有機化合物の分類と異性体、および命名法 有機化合物の分類と異性体、および命名法を理解できる
3週 有機化合物(2) アルカン・アルケン・アルキンの構造、アルカンの反応、アルケンの反応と反応機構(1) アルカン、アルケン、アルキンの構造、アルカンの反応、アルケンの反応と反応機構(1)
4週 有機化合物(3) アルカン・アルケン・アルキンの構造、アルカンの反応、アルケンの反応と反応機構(2) アルカン・アルケン・アルキンの構造、アルカンの反応、アルケンの反応と反応機構(2)
5週 有機化合物(4) アルコール・カルボン酸の名称、構造、性質 アルコール・カルボン酸の名称、構造、性質を理解できる
6週 有機化合物(5) 芳香族化合物の名称と構造、反応 芳香族化合物の名称と構造、反応を理解できる
7週 化学原料  炭素系天然資源について 炭素系の天然資源について理解出来る
8週 前期中間試験
基礎化学品(1) 石油資源からの基礎化学品
石油資源からの基礎化学品を理解できる
2ndQ
9週 基礎化学品(2) 石油資源からの基礎化学品、バイオ資源からの基礎化学品 石油資源からの基礎化学品、バイオ資源からの基礎化学品を理解できる
10週 基礎化学品(3) 無機基礎化学品 無機基礎化学品を理解できる
11週 有機化学品(有機溶剤、界面活性剤、可塑剤) 有機化学品(有機溶剤、界面活性剤、可塑剤)を理解できる
12週 高分子化学品(1) 樹脂とゴム、繊維について 樹脂とゴム、繊維について理解できる
13週 高分子化学品(2) ポリエチレン、プリプロピレン、ポリスチレンなど ポリエチレン、プリプロピレン、ポリスチレンなどを理解できる
14週 高分子化学品(3) ポリ塩化ビニル、PET、ポリウレタンなど ポリ塩化ビニル、PET、ポリウレタンなどを理解できる
15週 高分子化学品(4) アクリル樹脂、フッ素樹脂、天然ゴム、合成ゴムなど アクリル樹脂、フッ素樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどを理解できる
16週 前期期末試験(答案返却とまとめ)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学化学(一般)化学(一般)代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。4前11,前12,前13,前14
洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて説明できる。2前10
共有結合について説明できる。3前2,前3,前4,前5
構造式や電子式により分子を書き表すことができる。3前2,前3,前4,前5

評価割合

試験課題・小テスト合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100