概要:
本科の建築製図・建築計画の授業を基礎に、本講義では建築設計コンペに対応した課題に取り組む。まず,対象とするコンペの課題分析を行い,対象敷地選定・先行事例のレビューを行いながら,プログラムフォーミングに入り,スタディモデル・スケッチを作成しながら設計過程を進めていく。最終的には期日までにポスターを完成させ応募する。
授業の進め方・方法:
開講時期に募集が行われるコンペ(例.日本建築学会設計競技)を指定するので課題に取り組み応募する。課題は個人もしくは複数で取り組むことが可能である。期日までに指導教員のエスキスを受け期日までに提出できるよう進める。
注意点:
募集要項を精読し課題に取り組むこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 5 | |
線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 5 | |
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 5 | |
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 5 | |
図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 5 | |
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 5 | |
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 5 | |
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。 | 5 | |
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 5 | |
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。 | 5 | |
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。 | 5 | |
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。 | 5 | |
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。 | 5 | |
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。 | 5 | |
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。 | 5 | |
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。 | 5 | |
建築における形態(ものの形)について説明できる。 | 5 | |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 5 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 5 | |
要求に適合したシステム、構成要素、工程等の設計に取り組むことができる。 | 5 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 5 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 5 | |