科学技術の社会における位置づけを理解する。科学技術に関して意見の分かれる諸課題について、対立する意見を検討し、自分たちで議論することを通して、論点を整理し、自分なりの意見を述べる方法を学ぶ。各テーマごとに、教科書等を参考にしながらテーマの要点を確認し、グループに分かれて意見交換をする。クリティカル・シンキングの技法を学ぶとともに、本科で学んだ科学技術社会論の基礎知識を応用できるようにする。
概要:
教科書を参考に、科学技術と社会の関係に関して、理解を深める。科学技術をめぐる対立する立場からの意見を比較・検討することで、対立の背後にあると考えられる社会的背景を読み取る。今後、工学に関わるものとしての態度決定に際して、何が重要かを考えるようにする。
授業の進め方・方法:
講義とグループワークによる演習形式を組み合わせてすすめる。グループごとの成果発表、各自のレポート等によって評価を行う。
注意点:
討論には積極的に参加すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | カスタム学習内容です。 | 4 | |
工学基礎 | 技術者倫理 | 技術者倫理 | 説明責任、内部告発、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的事項を理解し、説明できる。 | 4 | |
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、及び個人情報保護法、著作権などの法律との関連について理解できる。 | 4 | |
高度情報通信ネットワーク社会の中核にある情報通信技術と倫理との関わりを理解できる。 | 4 | |
技術者を目指す者として、環境問題について配慮することができる。 | 4 | |
技術者を目指す者として、社会と地域について配慮することができる。 | 4 | |
技術者を目指す者として、知的財産に関する知識(関連法案を含む)、技能、態度を身につける。 | 4 | |
知的財産の社会的意義や重要性を技術者として理解し、知的創造サイクルを支えることができる。 | 4 | |
技術者を目指す者として、知的財産を意識した創造性を発揮できる。 | 4 | |
技術者を目指す者として各国・各地域での活動において、各国・各地域の文化、慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令などを守ることができる。 | 4 | |
技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。 | 4 | |
技術者を目指す者として、さまざまな課題に力を合わせて取り組んでいくことができる。 | 4 | |
情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報の意味と情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を理解し活用できる。 | 4 | |