日本文化史概論(5013)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本文化史概論(5013)
科目番号 0027 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 産業システム工学専攻環境都市・建築デザインコース 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教員配布資料
担当教員 中村 泰朗

到達目標

・絵画・工芸・建築といった文化財学的観点から、日本文化の歴史とモノづくり技術の発展を理解する。
・日本文化について、時代ごとの違いを理解できるようになる。
・自身が調べた内容・情報を、相手に論理的かつ分かりやすく伝える能力を身に付ける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本文化の歴史とモノづくり技術の発展を理解し説明できる。日本文化の歴史とモノづくり技術の発展を理解できる。日本文化の歴史とモノづくり技術の発展を理解できない。
評価項目2日本文化について、時代ごとの違いを理解し説明できる。日本文化について、時代ごとの違いを理解できる。日本文化について、時代ごとの違いを理解できない。
評価項目3自身が調べた内容・情報を、相手に論理的かつ分かりやすく伝えることができる。自身が調べた内容・情報を、相手に論理的に伝えることができる。自身が調べた内容・情報を、相手に論理的に伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 DP1 地球環境と科学技術の重要性 説明 閉じる

教育方法等

概要:
・文献、絵画、建築など様々な史料を多角的に検討することで、日本と世界の文化を正しく理解する。
・モノづくりの歴史を学ぶことで、文化史と技術史を学際的に理解する。
・自分自身が調べた内容・情報を、相手に論理的かつ分かりやすく伝える能力を養う。
授業の進め方・方法:
・配布プリントおよびスライドを中心とした講義形式を採る。
・学生によるスライドを用いた発表を行う(各自一回ずつ)。
・総合評価は発表点(30%)、質疑応答点(20%)、最終レポート(50%)の割合で行う。
・総合評価を100点満点とし、60点以上を合格とする。
注意点:
・日本および世界の歴史や文化について、日ごろから関心を持つようにすること。
・近隣の博物館や歴史的名所を訪れることによって、授業内容の復習と確認を行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 今日における日本と世界の文化の多様性について、基本的な情報を整理する。
2週 日本文化の概説 日本の文化史について、基本的な知識を身に付ける。
3週 学生発表(古代編①) 古代における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
4週 学生発表(古代編②) 古代における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
5週 学生発表(古代編③) 古代における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
6週 学生発表(古代編④) 古代における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
7週 まとめ(古代編) 古代における日本文化について、基本的な情報を整理するとともに、正確な知識を身に付ける。
8週 学生発表(中世編①) 中世における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
4thQ
9週 学生発表(中世編②) 中世における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
10週 学生発表(中世編③) 中世における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
11週 まとめ(中世編) 中世における日本文化について、基本的な情報を整理するとともに、正確な知識を身に付ける。
12週 学生発表(近世編①) 近世における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
13週 学生発表(近世編②) 近世における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
14週 学生発表(近世編③) 近世における日本の文化について、調べたことを論理的かつ分かりやすく相手に伝えることができる。
15週 まとめ(近世編) 近世における日本文化について、基本的な情報を整理するとともに、正確な知識を身に付ける。
16週 全体の総括

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。4
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者を目指す者として、諸外国の文化・慣習などを尊重し、それぞれの国や地域に適用される関係法令を守ることの重要性を把握している。4
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。4
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。4
グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。4
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。4

評価割合

発表質疑応答レポート合計
総合評価割合302050100
基礎的能力302050100