応用物質工学(0972)

1. 単位換算、濃度計算ができること。
2. 物質収支を理解し、立てられること

学習・教育到達目標 B-1 説明

学習・教育到達目標 B-2 説明

概要:

本講義における目標は化学工学における物質収支の理解を目標とし、化学工学的な考え方を定着させることを目標とする。

授業の進め方・方法:

第三学年で習得した化学工学に関する知識を用いて、課題解決型の授業を行う。教員作成プリントに基づきながら3年次に履修した化学工学内容を復習・解説し、これを使えるようになるための演習問題を出題する。工業的な英語になれるように、英語の課題を出題するが、英訳等は適宜解説する。

注意点:

課題は講義時間内に終了するので、集中して講義に臨むこと。
英語の計算問題が主体であり、電卓・辞書は必携である。

		週	授業内容
前期
	1stQ
		1週	Dimensions, Units, and Their Conversion
		2週	Moles, Density, and Concentration
		3週	Choosing A Basis, Temperature and Pressure
		4週	Introduction to Material Balances
		5週	A General Strategy for Solving Material Balance Problems
		6週	Solving Material Balance Problems for Single Units without Reaction
		7週	Review
		8週	到達度試験（答案返却とまとめ）
	2ndQ
		9週	The Chemical Reaction Equation and Stoichiometry
		10週	Material Balances for Process involving Reaction (1 of 2)
		11週	Material Balances for Process involving Reaction (2 of 2)
		12週	Material Balance Problems involving Multiple Units
		13週	Recycle, Bypass, Purge of Material Balances
		14週	The Industrial Application of Material Balances
		15週	Review
		16週	到達度試験（答案返却とまとめ）

分類		分野	学習内容	学習内容の到達目標	到達レベル
専門的能力	分野別の専門工学	化学・生物系分野	化学工学	SI単位への単位換算ができる。	5
				物質の流れと物質収支についての計算ができる。	5
				化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの物質収支の計算ができる。	5
				流れの物質収支の計算ができる。	3
				熱交換器の構造、熱収支について説明できる。	1
				蒸発装置について説明できる。	1
				蒸留の原理について理解できる。	2
				単蒸留、精留・蒸留装置について理解できる。	2
				基本的な抽出の目的や方法を理解し、抽出率など関係する計算ができる。	1
				バッチ式と連続式反応装置について特徴や用途を理解できる。	4
				温度、圧力、液位、流量の計測方法と代表的な測定機器(装置）について理解している。	1