情報処理Ⅲ(1022)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 情報処理Ⅲ(1022)
科目番号 0118 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 _機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 入門ANSI-C/石田晴久ほか/実教出版
担当教員 細越 淳一

到達目標

Windowsシステムの基本操作が出来ること
eclipseにおけるプログラム開発手順が理解できること
C言語の文法を理解して簡単なプログラム作成ができること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Windowsシステムの基本操作Windowsシステムを有効に活用することができる。Windowsシステムの基本操作ができる。Windowsシステムの基本操作ができない
プログラム開発手順プログラム開発手順を有効に活用することができる。プログラム開発手順が理解できる。プログラム開発手順が理解できない
プログラム作成C言語の文法を有効に活用してプログラム作成ができる。C言語の文法を理解して簡単なプログラム作成ができる。C言語の文法を理解して簡単なプログラム作成ができない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
UNIXのシステム記述用言語として開発されたC言語は、流れ制御構造を完備し、データ構造もしっかりした構造化プログラミングのし易い本格的なプログラミング言語であり、現在コンピュータの汎用言語として定着している。ここでは演習を通して、C言語によるプログラミングの習得とアルゴリズムの基礎的事項を学ぶ。
授業の進め方・方法:
WindowsパソコンとC言語の統合開発環境ソフトeclipseを用いてプログラミング演習主体の授業を行う。演習問題を解きながらプログラミングの基本パターンを習得し、複雑なプログラムであっても基本パターンの組み合わせで出来ていることを知るようにする。
注意点:
演習主体の授業なので、キーボードやパソコンの操作に早く習熟することが重要である。
適宜課題を課すのでこれにより自分の理解度を把握すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 データ整理 データのソート ファイル処理 ファイル処理ができる。
2週 データ整理 データのソート ファイル処理 データ整理、データのソートに関するプログラムを作成することができる。
3週 最小自乗法 エクセルを用いた関数の表示 最小自乗法に関するプログラムを作成することができる。
4週 最小自乗法 エクセルを用いた関数の表示 エクセルでグラフを作成できる。
5週 三角関数の級数展開 フーリエ級数 三角関数の級数展開、フーリエ級数に関するプログラムを作成することができる。
6週 三角関数の級数展開 フーリエ級数 三角関数の級数展開、フーリエ級数に関するプログラムを作成することができる。
7週 代数方程式の解法 区間縮小法 割線法、ニュートン法 代数方程式の解法に関するプログラムを作成することができる。
8週 代数方程式の解法 区間縮小法 割線法、ニュートン法 代数方程式の解法に関するプログラムを作成することができる。
2ndQ
9週 ガウスの消去法 逆行列の計算 逆行列の計算に関するプログラムを作成することができる。
10週 ガウスの消去法 逆行列の計算 逆行列の計算に関するプログラムを作成することができる。
11週 リサジュー波形 微分方程式の解法  オイラー法 リサジュー波形、微分方程式の解法に関するプログラムを作成することができる。
12週 リサジュー波形 微分方程式の解法  オイラー法 リサジュー波形、微分方程式の解法、オイラー法に関するプログラムを作成することができる。
13週 ルンゲクッタ法 数値積分、シンプソンの公式 ルンゲクッタ法、数値積分、シンプソンの公式に関するプログラムを作成することができる。
14週 ルンゲクッタ法 数値積分、シンプソンの公式 ルンゲクッタ法、数値積分、シンプソンの公式に関するプログラムを作成することができる。
15週 まとめ
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

課題の完成度やアルゴリズムの説明などによる評価発表合計
総合評価割合1000100
基礎的能力000
専門的能力1000100
分野横断的能力000