情報処理Ⅱ(1021)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 情報処理Ⅱ(1021)
科目番号 0123 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 _機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 入門ANSI-C/石田晴久ほか/実教出版
担当教員 細越 淳一

到達目標

Windowsシステムの基本操作が出来ること
eclipseにおけるプログラム開発手順が理解できること
C言語の文法を理解して簡単なプログラム作成ができること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Windowsシステムの基本操作Windowsシステムを有効に活用することができる。Windowsシステムの基本操作ができる。Windowsシステムの基本操作ができない。
プログラム開発手順プログラム開発手順を有効に活用することができる。プログラム開発手順が理解できる。プログラム開発手順が理解できない。
プログラム作成C言語の文法を有効に活用してプログラム作成ができる。C言語の文法を理解して簡単なプログラム作成ができる。C言語の文法を理解して簡単なプログラム作成ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
UNIXのシステム記述用言語として開発されたC言語は、流れ制御構造を完備し、データ構造もしっかりした構造化プログラミングのし易い本格的なプログラミング言語であり、現在コンピュータの汎用言語として定着している。ここでは演習を通して、C言語によるプログラミングの習得とアルゴリズムの基礎的事項を学ぶ。
授業の進め方・方法:
WindowsパソコンとC言語の統合開発環境ソフトeclipseを用いてプログラミング演習主体の授業を行う。演習問題を解きながらプログラミングの基本パターンを習得し、複雑なプログラムであっても基本パターンの組み合わせで出来ていることを知るようにする。
注意点:
演習主体の授業なので、キーボードやパソコンの操作に早く習熟することが重要である。
適宜課題を課すのでこれにより自分の理解度を把握すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 関数の書式と作り方 関数が理解できる。
2週 関数の書式と作り方 関数を含んだプログラムが作成できる。
3週 再帰処理 再起処理が理解できる。
4週 1次元配列 1次元配列が理解できる。
5週 2次元配列 2次元配列が理解できる。
6週 多次元配列 3次元配列が理解できる。
7週 配列とアドレス 配列のアドレスが理解できる。
8週 到達度試験
2ndQ
9週 ポインタ変数の基礎 ポインタが理解できる。
10週 ポインタ変数と配列 ポインタを含んだプログラムが作成できる。
11週 関数とポインタ 関数とポインタの関係が理解できる。
12週 構造体 ポインタが理解できる。
13週 構造体と関数 構造体と関数の関係が理解できる。
14週 共用体 共用体が理解できる。
15週 共用体 共用体を含んだプログラムが作成できる。
16週 到達度試験
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000