熱力学B(1069)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 熱力学B(1069)
科目番号 0130 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 _機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 工業熱力学/倉林俊雄他/朝倉書店
担当教員 鎌田 長幸,井関 祐也

到達目標

熱力学の第二法則等の本質を理解し、説明が出来ること。エントロピを理解し、応用問題を解くことが出来ること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1熱力学第二法則をよく理解し、応用問題を解くことができる.熱力学第二法則を理解し、基礎問題を解くことができる.熱力学第二法則を理解し、基礎問題を解くことができない.
評価項目2サイクルについてよく理解し、応用問題を解くことができる.サイクルについて、基礎問題を解くことができる.サイクルについて、基礎問題を解くことができない.
評価項目3熱力学に関する様々な問題の応用問題を計算することができる.熱力学に関する様々な問題の基礎問題を計算することができる.熱力学に関する様々な問題の基礎問題を計算することができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
熱は各種熱機関、火力発電所、熱ポンプ、冷凍機などの工業機器等に関わっている。
以上のことにより本科目は機械工学上、主要分野の基礎科目である。ここでは熱の授受に伴う物質の状態変化について学ぶ。また授業で修得した知識で実際に演習問題を解くことにより、講義内容の理解を深めると共に具体的な計算能力を高めることで学習能力を増大させることを目標とする。
授業の進め方・方法:
座学の講義を基本とし、授業は各項目およびそれに関する例題を学習した後に教科書等にある演習あるいは小テストを実施する。
注意点:
講義で修得した知識で実際に演習問題を解き、各自の理解を深め、応用問題を解く手法を身に付けること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 断熱変化とその演習 断熱変化について理解し、演習問題を解くことができる。
2週 ポリトロープ変化とその演習
サイクルと熱機関
ポリトロープ変化、サイクルについて理解し、演習問題を解くことができる。
3週 逆サイクルとその演習 逆サイクルについて理解し、演習問題を解くことができる。
4週 カルノーサイクルとその演習 カルノーサイクルについて理解し、演習問題を解くことができる。
5週 逆カルノーサイクルとその演習 逆カルノーサイクルについて理解し、演習問題を解くことができる。
6週 熱力学の第二法則
エントロピ
熱力学第二法則について理解し、説明することができる。
7週 エントロピに関する演習
温度・エントロピ線図
エントロピについて理解を深め、演習問題を解くことができる。
8週 到達度試験
(答案返却とまとめ)
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験授業への取組み等合計
総合評価割合8020100
基礎的能力000
専門的能力8020100
分野横断的能力000