卒業研究(1444)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 卒業研究(1444)
科目番号 0134 科目区分 専門 / 必修
授業形態 その他 単位の種別と単位数 履修単位: 8
開設学科 _機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 8
教科書/教材 各担当教員の作成した資料
担当教員 村山 和裕

到達目標

(1)課題に対する調査・実験・考察などを期日までに目標を立てて計画的に進め,口頭発表するとともに,卒業論文をまとめることができる。
(2)課題の内容に対する背景を把握し,課題の目的が明快に説明できる。
(3)調査・研究方法・結果を順序立てて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1課題に対する調査・実験・考察などを期日までに目標を立てて計画的に進め,口頭発表するとともに,適切な卒業論文をまとめることができる。 実験・考察などを期日までに目標を立てて計画的に進め,口頭発表するとともに,概ね適切な卒業論文をまとめることができる。実験・考察などを期日までに目標を立てて計画的に進め,口頭発表するとともに,適切な卒業論文をまとめることができない。
評価項目2課題の内容に対する背景を把握し,課題の目的が明快に説明できる。 課題の内容に対する背景を概ね把握し,課題の目的が概ねに説明できる。 課題の内容に対する背景を把握し,課題の目的が明快に説明できない。
評価項目3調査・研究方法・結果を順序立てて明快に説明できる。 調査・研究方法・結果を順序立てて説明できる。 調査・研究方法・結果を順序立てて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 A 説明 閉じる
学習・教育到達目標 B-1 説明 閉じる
学習・教育到達目標 B-2 説明 閉じる
学習・教育到達目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達目標 C-2 説明 閉じる
学習・教育到達目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械工学科教員の研究室に分かれ、機械工学各分野の研究課題について担当教員の指導の下で一年間を通じて研究・実験を行う。これまで学んだ知識を活かし、具体的な問題を解決する能力を養うとともに、研究成果を論文にまとめ、発表するプレゼンテーション能力を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
それぞれの研究テーマについて担当教員の指導の下で一年間を通じて研究・実験を行う。研究結果を卒業研究概要にまとめ、学年末に行われる卒業研究発表会で発表し、教員や学生の質問に答える。さらに研究内容を卒業論文として作成し、提出すること。
注意点:
主体性を持ち、能動的に研究・実験に取り組むこと。概要ら論文の提出期限を守ること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 研究
2週 研究
3週 研究
4週 研究
5週 研究
6週 研究
7週 研究
8週 研究
2ndQ
9週 研究
10週 研究
11週 研究
12週 研究
13週 研究
14週 研究
15週 研究
16週
後期
3rdQ
1週 研究
2週 研究
3週 研究
4週 研究
5週 研究
6週 研究
7週 研究
8週 研究
4thQ
9週 研究
10週 研究
11週 発表の準備
12週 発表の準備
13週 発表
14週 論文作成
15週 論文作成
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。3
物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。3
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。3
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。3
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。3
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。3
技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。3
専門的能力分野別の工学実験・実習能力機械系分野【実験・実習能力】機械系【実験実習】実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。4
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。4
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。4
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。4
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。4
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。4
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。4
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。4
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。4
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。4
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。4
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。4
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。4
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。4
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。4
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。3
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。3
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。3
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。3

評価割合

卒業論文発表合計
総合評価割合6040100
基礎的能力000
専門的能力6040100
分野横断的能力000