工学実験Ⅰ(1250)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 工学実験Ⅰ(1250)
科目番号 0136 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 _機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 各実験内容をまとめたテキストと各実験項目の教官が準備する試験材料。
担当教員 郭 福会,松橋 信明

到達目標

1.各実験テーマの内容を理解し、関連する授業で修得した知識を応用し他者に説明できる。
2.実験・実習の心得を理解している。
3.実験の内容をレポートにまとめることができ,口頭でも説明できる.。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各実験テーマの内容を理解し、関連する授業で修得した知識を応用しながら他者に説明できる。各実験テーマの内容を理解し、行った実験内容を他者に説明できる。各実験テーマの内容を理解せず、行った実験内容を他者に説明できない。
評価項目2実験の目標を理解し,安全に実験を行うことができる。実験の心得を理解し,安全確保のためにすべきことがわかる。実験の心得を理解せず,安全に実験を行うことができない。
評価項目3実験のデータをレポートにまとめ,結果についての考察をまとめることができる。実験のデータをレポートにまとめ,結果について考えることができる。実験の内容をレポートにまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-1 説明 閉じる
学習・教育到達目標 B-2 説明 閉じる
学習・教育到達目標 C-1 説明 閉じる
学習・教育到達目標 C-2 説明 閉じる
学習・教育到達目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
本校の教育目標のひとつに、計画的に実験を行い、データを測定・整理・解析・図示し、説明できることがある。そこで講義により習得した知識を基に、実際に実験を行って問題点や疑問点を把握し、さらにそれを解明すべく試行錯誤しながら実験を進めていくことが重要である。その中で、各自の理解を確かなものとするとともに、各班内での議論・協議、共同作業を通じて一致協力して目標を達成させる脳直を身に付けることを目標とする。
授業の進め方・方法:
前半は電気情報系の実験である。テーマは次のとおり、①電気指示計器に関する実験、②電圧降下法による抵抗の測定、③ホイートストンブリッジによる中抵抗の測定、④共振回路の実験、⑤電磁誘導の実験、⑥エミッタ設置増幅器の特性測定、⑦各種センサの諸特性、⑧OP・Amp(演算増幅器)の応用、⑨電源回路の実験
9班で各班4名程度に分かれて、ローテーションで各テーマについて、評価・解析を含んだ実験を行う。実験終了後に各自レポートを作成して提出する。
後半は機械系の実験である。テーマは次のとおり、①硬さ・衝撃試験、②引張・圧縮試験、③Pb-Sn合金の熱分析、④管摩擦係数の測定、⑤ボイラの性能試験
5班で各班7名程度に分かれて、ローテーションで各テーマについて、評価・解析を含んだ実験を行う。実験終了後に各自レポートを作成して提出する。
注意点:
各実験テーマの目的・方法を理解し、各自が積極的に考え、進んで実験を行うことともにグループ内で連携をとり、お互いに協力して実験を進めること。
レポートの検読期限・提出期限は厳守すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 (前半電気情報系)
実験およびレポートの作成
3週 実験およびレポートの作成
4週 実験およびレポートの作成
5週 実験およびレポートの作成
6週 実験およびレポートの作成
7週 実験およびレポートの作成
8週 実験およびレポートの作成
2ndQ
9週 実験およびレポートの作成
10週 実験およびレポートの作成
11週 予備実験日
12週 予備実験日
13週 (後半機械系)
実験
14週 レポート作成
15週 実験
16週 レポート作成
後期
3rdQ
1週 実験
2週 レポート作成
3週 実験
4週 レポート作成
5週 実験
6週 レポート作成
7週 予備実験日
8週 予備実験日
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000