到達目標
設計には与えられた仕様の範囲内で自由度があるため、試行錯誤を伴う一連の過程が必要になる。従って、この一連の過程を通して、(1)論理的に問題を把握し、それを解決する方法を考えることができること、(2)それを実際に適用できること、3)実験結果をレポートにまとめ,結果および指示項目について適切な考察を行なえること、が目標である。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本学科の教育目標の1つは、実験手法に従ってデータを収集・整理・解釈できることである。本実験は講義により知識を習得しながら自分で深く考えると同時に、実際に実験を行い、問題点を把握し、試行錯誤しながら実験を進めていくことが重要であり、その過程が創造力の源となる。電気電子工学の実験テーマを少人数で実験することにより、各個人の理解をより確かなものとし、各グループ内でコミュニケーションを多くとり、議論・協議しながら一致協力して目標達成へプロセスを踏めること。
授業の進め方・方法:
電気電子工学の分野の主要なテーマにおいて、設計、評価、解析等の一連の流れを含んだ実験を行う。実験方法は1テーマ当たり4時間あるいは8時間で1サイクルとし実験するというものである。3~5人を1グループとし、実験課題毎に担当教員の指示に従って実験を行うこと。なお、実験内容を深く考え、自発的に実験を行うこと。
注意点:
・実験内容を理解しながら、スムーズに、効率よく実験できるよう、事前に予習してくること。
・電卓、グラフ用紙(テーマによっては片対数グラフ用紙)を持ってくること。
・不可の場合は、学年課程終了の際に審議の対象となる。また、再試験は実施しない。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
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2週 |
1-1.制御工学の実験(ボード線図、同定)(2W) |
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3週 |
1-2.制御工学の実験(ボード線図、同定)(2W) |
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4週 |
2-1.増幅回路の設計・製作と特性測定(2W) |
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5週 |
2-2.増幅回路の設計・製作と特性測定(2W) |
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6週 |
3-1.発振回路の特性測定(コレクタ同調形発振回路、CR移相形発振回路)(2W) |
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7週 |
3-2.発振回路の特性測定(コレクタ同調形発振回路、CR移相形発振回路)(2W) |
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8週 |
4-1.復調回路の特性測定(包絡線復調)、演算増幅器とその応用(2W) |
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2ndQ |
9週 |
4-2.復調回路の特性測定(包絡線復調)、演算増幅器とその応用(2W) |
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10週 |
5-1.論理回路の実験Ⅰ,Ⅱ(2W) |
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11週 |
5-2.論理回路の実験Ⅰ,Ⅱ(2W) |
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12週 |
6-1.フーリエ分析(2W) |
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13週 |
6-2.フーリエ分析(2W) |
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14週 |
レポート整理 |
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15週 |
レポート整理 |
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16週 |
補充実験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
1.磁気材料の特性測定(1W) |
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2週 |
2.半導体材料の特性測定(1W) |
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3週 |
3.高電界実験(1W) |
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4週 |
4.2次遅れ系の同定(1W) |
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5週 |
レポート整理 |
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6週 |
レポート整理 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |