到達目標
各科目の本質を理解し、一般的な解法にとらわれずに演習問題を各自の考え・手法を加えながら解答できるようになること。ディジタル回路ではマイクロプログラム方式を用いた計算機の設計方法を理解できること、制御工学ではインディシャル応答,安定判別法,周波数特性の表現方法を正しく理解できることが目標である。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
計算機の設計方法 | マイクロプログラム方式を用いた計算機を完全に設計できる。 | マイクロプログラム方式を用いた計算機を一部設計できる。 | マイクロプログラム方式を用いた計算機を全く設計できない |
安定判別法 | 安定判別法を使って、制御系の安定判別を完全に行うことができる。 | 安定判別法を使って、制御系の安定判別を一部行うことができる。 | 安定判別法を使って、制御系の安定判別を全く行うことができない。 |
周波数特性の表現 | 伝達関数から周波数特性を完全に表現できる。 | 伝達関数から周波数特性を一部表現できる。 | 伝達関数から周波数特性を全く表現できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本学科の目標の1つに、エネルギー、エレクトロニクス、情報通信の専門知識と問題解決に利用できることである。これを受けて、本科目では、電気工学の幹となる科目であるディジタル回路Ⅰ・Ⅱ、制御工学Ⅰの復習として、前述の科目の基礎となる内容について講義・演習を行う。ディジタル回路では、マイクロプログラム方式を用いた計算機の設計方法を理解することが目標であり、制御工学では、インディシャル応答,安定判別法,周波数特性の表現方法を理解することが目標となる。
授業の進め方・方法:
主として、ディジタル回路、制御工学の2科目の講義と演習を行う。演習問題を解くことにより、各自の理解を深め、さまざまな問題に直面した時に自ら考え解決する手法を身につけることに重点をおく方針で講義・演習を行う。内容毎に演習を行って理解の定着を図る。
注意点:
以下の科目と関連が深い。復習もかねて演習を行うので積極的に取り組んでもらいたい。1) ディジタル回路については、ディジタル回路Ⅰ・Ⅱ、2) 制御工学については、制御工学Ⅰ。また、自ら課題に取り組むことが大切である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ディジタル回路:マイクロプログラム方式を用いた計算機の設計
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2週 |
ディジタル回路:マイクロプログラム方式を用いた計算機の設計 |
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3週 |
ディジタル回路:マイクロプログラム方式を用いた計算機の設計 |
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4週 |
ディジタル回路:マイクロプログラム方式を用いた計算機の設計 制御工学:復習 |
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5週 |
制御工学:インディシャル応答,安定判別法,周波数特性の表現方法 |
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6週 |
制御工学:インディシャル応答,安定判別法,周波数特性の表現方法 |
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7週 |
制御工学:インディシャル応答,安定判別法,周波数特性の表現方法 |
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8週 |
制御工学 到達度試験 (答案返却とまとめ)
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 到達度試験 | レポート課題等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |