情報処理Ⅱ(3041)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理Ⅱ(3041)
科目番号 0168 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 _物質工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 教員作成プリント
担当教員 本間 哲雄

到達目標

1. 化学工学の課題をExcelとVisual Basicを活用して解決できる。
2. Visual Basicを知り、プログラムのアルゴリズムについて理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1化学工学の課題をExcelとVisual Basicを活用して解決できるExcelとVisual Basicを活用して問題解決できるExcelとVisual Basicを活用して問題解決できない
評価項目2Visual Basicを知り、プログラムのアルゴリズムについて理解できるプログラムのアルゴリズムについて理解できるプログラムのアルゴリズムについて理解できない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報処理Ⅰの内容を発展させて、パソコンを目的達成のための手段として自由に扱うことができることを目標として、化学工学に関する課題解決型演習を行う。これらの知識が実際の現場や卒業研究の場面で生かされる講義を行う。
授業の進め方・方法:
講義はこれまでに修得した化学工学の課題をパソコンで解く。複雑な問題・課題もこれまでに習った簡単な基礎式の集合であることを理解し、ゴールシークやソルバーを活用して、方程式を通知的に説くことによって解を求める手順を習得する。
注意点:
提出物に授業内容に沿った創意・工夫などの努力があれば加点する。授業・宿題の情報をWebサイトに載せるので参照されたい。宿題を行うパソコンがない場合は、図書館や教員室にパソコンを用意するのでオフィスアワーを利用して来室されたい。課題の提出に際して他人の物をコピーした場合は減点する。(判定ソフトを活用し、提供者も減点する)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 Excelによる化学工学基礎:数式と関数、数値の取り扱いとグラフ表示
2週 Excelによる化学工学基礎:数式と関数、数値の取り扱いとグラフ表示
3週 Excelによる化学工が基礎:次元解析と単位、VBAと数値計算法
4週 Excelによる化学工が基礎:次元解析と単位、VBAと数値計算法
5週 物質収支:物理プロセス
6週 物質収支:物理プロセス
7週 物質収支:反応プロセス
8週 物質収支:反応プロセス
2ndQ
9週 物質収支:エネルギー収支
10週 物質収支:エネルギー収支
11週 流動:流体の流動、流れの物質収支
12週 流動:流体の流動、流れの物質収支
13週 流動:摩擦損失
14週 流動:摩擦損失
15週 流動:摩擦損失
16週 流動:摩擦損失

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野化学工学SI単位への単位換算ができる。4
物質の流れと物質収支についての計算ができる。5
化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの物質収支の計算ができる。5
管径と流速・流量・レイノルズ数の計算ができ、流れの状態(層流・乱流)の判断ができる。5
流れの物質収支の計算ができる。5
流れのエネルギー収支やエネルギー損失の計算ができる。5
流体輸送の動力の計算ができる。4
熱交換器の構造、熱収支について説明できる。4
熱伝導による熱流量について説明できる。4
熱交換器内の熱流量について説明できる。4
蒸留の原理について理解できる。2
単蒸留、精留・蒸留装置について理解できる。2
基本的な抽出の目的や方法を理解し、抽出率など関係する計算ができる。2
温度、圧力、液位、流量の計測方法と代表的な測定機器(装置)について理解している。2
プロセス制御の方法と代表的なプロセス制御の例について理解している。2

評価割合

課題発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000