物質工学実験Ⅰ(3310)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 物質工学実験Ⅰ(3310)
科目番号 0185 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 _物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 「工業有機化学実験」 永井芳男編 丸善(1975), 「実験を安全に行うために」 化学同人(1993), 「続・実験を安全に行うために」 化学同人(1987), 教員作成テキスト
担当教員 長谷川 章,川口 恵未,佐藤 久美子,山本 歩,門磨 義浩

到達目標

・工業的な合成法を学ぶとともに機器分析とそのデータ解析の手法を習得する。
・実験を通して、授業で培った理論を理解できるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機器分析とそのデータ解析の手法を習得できる。機器分析とそのデータ解析の手法をほぼ習得できる。機器分析とそのデータ解析の手法を習得できない。
評価項目2実験・授業で培った理論を理解できる。実験・授業で培った理論をほぼ理解できる。実験・授業で培った理論を理解できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
無機・有機化合物の工業的な合成法を学び、更に合成した製品を機器分析により確認し、機器分析とそのデータ解析の手法を習得する。また、生物化学実験も行い、酵素について学習する。
授業の進め方・方法:
生物化学実験は全体で同じ実験を行う。合成実験と機器分析実験は、後に挙げるテーマの実験を毎回各テーマ2班ずつ行い、ローテーションして各班とも全テーマの実験を行う。それに先立ち、理論および操作の説明を行う。修得状況を判断するため、各実験終了後に報告書を作成し提出してもらう。また、試験を行う。さらに実験中、現在行っている実験テーマに関連したことを随時、学生個別に質問し、口頭あるいは筆記にて答えてもらう。また、ノートチェックを行い、学習意欲を評価する。
注意点:
4学年の課程修了認定の際、この科目が不可の場合は進級に必要な単位数を得ていても、審議の対象となる。よって必ず単位を取得すること。扱う試薬や器具による事故やけがを避けるために、実験を行う際の服装および態度を適切なものにすること。生物化学・無機・有機化学の授業と3年次の無機・有機化学実験を理解していることを前提として行う授業なので、これらを授業の前によく復習しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 機器分析実験説明1
2週 機器分析実験説明2
3週 機器分析実験説明3
4週 機器分析実験説明4
5週 演習1
6週 機器分析実験1
7週 演習2
8週 機器分析実験2
2ndQ
9週 演習3
10週 機器分析実験3
11週 演習4
12週 機器分析実験4
13週 演習5
14週 演習6
15週 演習7
16週 機器分析実験まとめ
後期
3rdQ
1週 生物化学実験説明
2週 生物化学実験1
3週 生物化学実験2
4週 生物化学実験3
5週 合成実験説明1
6週 合成実験説明2
7週 合成実験説明3
8週 各班合成実験準備
4thQ
9週 合成実験1
10週 機器分析演習1
11週 合成実験2
12週 機器分析演習2
13週 合成実験3
14週 機器分析演習3
15週 合成実験試験
16週 試験解答・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート口頭試験・ノートチェック合計
総合評価割合108010100
基礎的能力0000
専門的能力108010100
分野横断的能力0000