品質・生産管理(0955)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 品質・生産管理(0955)
科目番号 0105 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 _建設環境工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 経営科学/定道/オーム社、教員配布プリント
担当教員 本間 哲雄,高岸 聖彦,土屋 幸男

到達目標

生産管理で必要とされる線形計画法や不確定性下での意志決定手法の基礎を理解する。
品質管理とそれを実現するための手法を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1線形計画法や不確定性下での意志決定手法の基礎をよく理解できる線形計画法や不確定性下での意志決定手法の基礎を理解できる線形計画法や不確定性下での意志決定手法の基礎を理解できない
評価項目2品質管理とそれを実現するための手法をよく理解できる品質管理とそれを実現するための手法を理解できる品質管理とそれを実現するための手法を理解できない
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生産・製造現場の仕組みを知ることは、今後、企業人として活躍するための一つの基本能力である。
ものづくりの現場を支えている生産管理と品質管理の基本を理解することを目標とする。
授業の進め方・方法:
生産、現場での実践事例および品質管理を2人の教員が分担する。講義は、教科書と配布プリントにより進める。生産管理では生産最適化の理論として主として「線形計画法」を導入し、パソコン演習を入れた授業を展開する。品質管理では理論の講義と演習課題を組み合わせての授業を展開する。演習課題はレポートの形で提出していただく。
注意点:
・専門用語が数多く出てくるので、ノートをとり、その基本的考え方を理解する。
・授業中での理解に加え、演習問題を自ら検討することで考え方の習得に努める。
・現在社会・企業についての状況把握も重要なので、新聞・雑誌、インターネットからの情報把握に努める。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 【高岸】品質管理の基本(序論、母集団と標本、統計基礎)
2週 品質管理手法(ヒストグラム、パレート図)
3週 品質管理手法(管理図)
4週 品質管理手法(推定、検定)
5週 品質管理手法(実験計画法)
6週 品質管理手法(検査)
7週 到達度試験・品質管理
8週 答案返却とまとめ
2ndQ
9週 【土屋】経営戦略問題・不確定性下の意思決定
10週 線形計画法Ⅰ(実数解)
11週 線形計画法Ⅱ(int解、bin解、dif解)
12週 生産問題 ・同演習
13週 感度分析・潜在価格 ・同演習
14週 人員問題 ・同演習
15週 到達度試験 ・生産管理
16週 答案返却とまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000