到達目標
・土木システム計画の基礎的考え方が説明できる。
・システム分析における基本的手法の簡単な計算ができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | 土木システム計画の基礎的考え方が説明できる。 | |
評価項目2 | | システム分析における基本的手法の簡単な計算ができる。
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
社会環境の複雑化、建設事業の拡大、建設工事の大型化により、施設が地域社会や環境に与える影響が大きい。空港や高速道路等の建設など、それが何の目的で誰のために造られ、どのような影響が国民や地域住民に及ぶかが計画段階で説明されなければならない。計画の思考過程での合理性が追及されるわけである。基本的な計画関連基礎知識を習得し、自然環境や地域社会等を考慮した計画の立案に携われる技術者を育成することを目標とする。
授業の進め方・方法:
土木システム計画の基礎的考え方を理解し、計画を体系的、科学的に遂行するために有効とされているシステムズアナリシスの諸法を中心に学ぶ。つまり、意思決定者の目的を明確化し、目標を設定して、問題解決のための案の検討と評価の循環的過程から、最善の案の選択に導く、体系的手法の活用を学ぶ。
注意点:
演習を多く実施するため、電卓は必ず持参すること。演習の内容は完全に理解し、活用も考えること。欠席した場合、後日担当教員を訪ね、指示を受けること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
計画における予測(時系列分析) |
時系列分析について理解し、簡単な演習を実行できること。
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2週 |
計画の最適化(線形計画法) |
線形計画法について理解し、簡単な演習を実行できること。
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3週 |
計画の最適化(線形計画法、動的計画法) |
線形計画法の輸送問題や動的計画法について理解し、簡単な演習を実行できること。
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4週 |
計画の最適化(ゲーム理論) |
ゲーム理論について理解し、簡単な演習を実行できること。
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5週 |
計画の最適化(待ち行列理論) |
待ち行列理論について理解し、簡単な演習を実行できること。
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6週 |
計画の最適化(PERT) |
PERT/TIMEについて理解し、簡単な演習を実行できること。
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7週 |
計画案の作成と評価、計画の決定と事業の実現 |
費用便益分析等について理解し、簡単な演習を実行できること。
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8週 |
到達度試験(答案返却とまとめ)
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システムズアナリシスのプロセスにおける予測、最適化、評価に関する基礎知識について、到達度60%以上であること。
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2ndQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 到達度試験 | 演習等 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |