鋼構造学(4302)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 鋼構造学(4302)
科目番号 0207 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 _建設環境工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 杉田 尚男

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
鋼構造は、コンクリ-ト構造とともに土木・建築構造物の双璧をなす。特に我が国では、諸外国と比較して鋼構造が使われる機会が比較的多い。したがって建設技術者にとって鋼構造に関する基礎知識は欠かすことができない。本講義では、建設構造物において代表的な橋梁をケ-ススタディの対象として取り扱う。また、鋼を考えたときさまざまな構造形式がもつ力学的意味、その特性を明らかにし、何を考えて鋼構造の設計を行えばよいかを考える。
授業の進め方・方法:
橋構造を例として鋼構造の特性・設計・建設・保全の基礎を学ぶ。つぎに橋のコンセプトを具体化する上で重要な設計方法を学ぶ。特に鋼構造を対象として荷重に対する橋構造の応答計算法および材料強度がいかにして決定されるべきかとその安全性の評価方法を学ぶ。
注意点:
主要な公式についてその根拠を理解し、実際の構造物の設計にどのように応用できるかに留意して履修することが必要である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 橋の分類、橋の計画、施工、維持管理

2週
3週 鋼材の力学的性質(鋼種選定)
4週
5週 鋼材の接合方法(溶接種類)
6週
7週 鋼材の接合方法(有効断面、疲労照査)、鋼材の接合方法(高力ボルト)
8週
4thQ
9週 プレートガーダー橋の構造形式、断面の設計、補剛材の設計
10週
11週 荷重分配、合成桁の応力算定
12週
13週 合成桁橋の安全照査
14週
15週
16週 到達度試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野材料金属材料の分類を説明できる。4
金属材料の一般的性質を説明できる。4
鉄鋼製品の用途・規格を説明できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力5000001060
専門的能力200000525
分野横断的能力100000515