環境工学(4369)

科目基礎情報

学校 八戸工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境工学(4369)
科目番号 0210 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 _建設環境工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 世良 力著、「環境科学要論」 第3版 東京化学同人
担当教員 矢口 淳一

到達目標

・  地球温暖化の原因、予測、影響、対策等に関する基本的知識を習得する。
・  地球環境問題に関する概略を理解し、基礎的知識を習得する。
・  土木建設事業と環境の関係や環境保全の意義を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1地球温暖化の原因、予測、影響、対策等に関する基本的知識を習得し説明できる。地球温暖化の原因、予測、影響、対策等に関する基本的知識を習得する。地球温暖化の原因、予測、影響、対策等に関する基本的知識を習得できていない。
評価項目2 地球環境問題に関する概略を理解し、基礎的知識を習得し説明できる。 地球環境問題に関する概略を理解し、基礎的知識を習得する。 地球環境問題に関する概略を理解し、基礎的知識を習得できていない。
評価項目3土木建設事業と環境の関係や環境保全の意義を理解し説明できる。土木建設事業と環境の関係や環境保全の意義を理解する。土木建設事業と環境の関係や環境保全の意義を理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達目標 A 説明 閉じる
学習・教育到達目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
今や環境問題は人間の生存と地球生態系の維持に係わる問題であり、われわれ一人一人が正しい科学知識をもとにした広い視野をもって、人類や地球の将来を考えた行動をとることが必要である。本教科では地球環境問題を理解し、持続可能な地球を実現するための方策について自ら考え、環境工学・土木工学を学ぶための基礎とする。
授業の進め方・方法:
地球環境問題への対応は、21世紀における技術者に課せられた使命であることを認識させる。パリ協定の発効により、化石燃料に依存しない社会の実現は全人類の課題となった。本教科では地球環境問題を中心にその背景(原因)、現状、今後の予測、実施されている対策について学習し、土木建設事業と環境問題の関係や環境保全の意義を理解させる。
注意点:
教科書を中心にプリント資料、プロジェクター等を使用して授業を進める。また授業の理解を助けるために例題を授業中に解き、それに関連した演習課題や小テストを行うことがある。添削返却の際には正解を解説し各自の達成度を伝える。また基本的な学術用語は英語で表記できるようにする。質問など分からない点があればオフィスアワーを含めて何時でも来室されたし。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 環境問題の変遷
2週 土木建設事業と環境
3週 地球温暖化(温室効果)
4週 地球温暖化(原因と今後の予測)
5週 地球温暖化(影響)
6週 京都議定書と現在の取り組み
7週 ライフサイクルアセスメント
8週 温暖化対策
4thQ
9週 オゾン層破壊、酸性雨

10週 化学物質による汚染
11週 土壌・地下水汚染
12週 生物環境(生態系)
13週 生物多様性の保全
14週 環境アセスメント
15週 到達度試験
(答案返却とまとめ)
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力0000000
専門的能力80002000100
分野横断的能力0000000