国語Ⅰ

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 国語Ⅰ
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(一般科目) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教科書:高等学校 現代の国語・言語文化(第一学習社)
担当教員 津田 大樹

到達目標

①論理的な文章を読み構成や記述内容を的確に理解することができる
②文学的な文章を読み表現や主題を的確に理解することができる
③根拠に基づいて文章を理解し自分の考えを表現することができる
④言葉の歴史的・文化的背景を踏まえながら表現を理解し自分の考えをまとめることができる
【教育目標】B・E


ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
①論理的な文章を読み構成や記述内容を的確に理解することができる論理的な文章を読み構成や記述内容を的確に理解することができる論理的な文章を読み構成や記述内容の概要を理解することができる論理的な文章の構成や記述内容を的確に理解することができない
②文学的な文章を読み表現や主題を的確に理解することができる文学的な文章を読み表現や主題を的確に理解することができる文学的な文章を読み表現や主題の概要を理解することができる文学的な文章の表現や主題を的確に理解することができない
③根拠に基づいて文章を理解し自分の考えを表現することができる根拠に基づいて文章を理解し自分の考えを表現することができる根拠に基づいて文章の概要を理解し自分の考えを表現することができる根拠に基づいた文章を理解や自分の考えを表現ができない
④言葉の歴史的・文化的背景を踏まえながら表現を理解し自分の考えをまとめることができる言葉の歴史的・文化的背景を踏まえながら表現を理解し自分の考えをまとめることができる言葉の歴史的・文化的背景を踏まえながら表現の概要を理解し自分の考えをまとめることができる言葉の歴史的・文化的背景を踏まえて表現を理解し自分の考えをまとめることができない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
教科書の文章の読解と考察を通して、日本語の理解力と表現力を身につける。
授業の進め方・方法:
授業は教科書を主とし、適宜参考資料を補って進める。
注意点:
【事前学習】事前に教材の文章を読み国語辞典等を活用して語句表現を確認しておくこと。
【評価方法・評価基準】試験結果(100%)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。総合成績60点以上を単位修得とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 概説・評論 教科学習の意義と方法を理解できる
論理的な文章を読み構成や記述内容を理解できる
2週 小説
小説の背景や書誌、作家の経歴や主題について理解することができる
3週 小説 漢字や語句表現について課題を通して学習し理解することができる
4週 小説 小説として表現の特質を理解することができる
5週 小説 表現を的確に理解し主題について主体的に考察することができる
6週 評論 論理的な文章を読み構成や記述内容を理解できる。比較文化論を通して日本文化の特質を理解できる
7週 評論 表現を的確に理解し主題について主体的に考察することができる
8週 中間試験
2ndQ
9週 日本語の歴史と文法1 言葉の歴史的・文化的背景を踏まえて表現を理解できる
10週 物語
物語を読み表現を的確に理解できる
11週 物語 物語を読み表現を的確に理解できる
12週 日本語の歴史と表記 日本語の歴史を踏まえて表記の方法を理解することができる
13週 故事成語
歴史的文章を読解し主題を理解することができる
14週 故事成語 歴史的文章を読解し主題を理解することができる
15週 期末試験
16週 まとめ これまでの授業を総括し学習内容を確認できる
後期
3rdQ
1週 評論 論理的な文章を読み構成や記述内容を理解できる。
2週 評論 論理的文章を読み構成や記述内容を理解できる。言語の働きや認識の枠組について理解できる。
3週 評論 論理的な文章を読み構成や記述内容を理解できる。
4週 評論 グループワークを通して他者を理解し相互の考えを尊重しながら意見をまとめることができる
5週 随筆 随筆の特質や歴史的背景を理解できる
6週 随筆 随筆の特質や歴史的背景を理解できる
7週 発話と応答 情報を選択構成し口頭で考えを伝え相互に理解できる
8週 中間試験
4thQ
9週
表現を的確に理解し主題について考察することができる
10週 短歌 表現を的確に理解し主題について考察することができる
11週 唐詩 表現様式を理解し情景・心情について考察することができる
12週 唐詩 表現様式を理解し情景・心情について考察することができる
13週 思想 表現を理解し人物・社会について考察することができる
14週 思想 表現を理解し人物・社会について考察することができる
15週 期末試験
16週 まとめ これまでの授業を総括し学習内容を確認できる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。1
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。1
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。1
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。1
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。1
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。1
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。1
実用的な文章(手紙・メール)を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。1
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。1
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。1
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。1
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。1
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。1
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。1
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。1
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。1
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。1
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。1

評価割合

前期中間試験前期期末試験後期中間試験後期期末試験合計
総合評価割合25252525100
論理的文章理解1010101040
文学的文章理解1005015
論理的表現5510525
言葉の歴史と文化01001020