到達目標
創造的な作品制作を通して豊かな感性を育て、創造する喜びを味わうとともに、ものづくりのための探求心を養う。また、自己の意図、心情を表現するため、表現方法の基礎能力を養うと共に、鑑賞活動を通し、芸術文化についての理解を深め、豊かな情操を養う。
【教育目標】B
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1
創造性 | 豊かな創造性がある。 | ある程度の創造性がある。 | 創造性がみられない。 |
評価項目2
感受性 | 豊かな感受性がある。 | ある程度の感受性がある。 | 感受性がみられない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
創造的な作品制作を通して豊かな感性を育て、創造する喜びを味わうとともに、ものづくりのための忍耐を養う。また、自己の意図、心情を表現するため、表現方法の基礎能力を養う。鑑賞を通し作品の良さ、美しさを感じ、それぞれの個性を発見すると共に、芸術文化の理解を深める。
授業の進め方・方法:
美術の幅広い創造活動を通じ基礎的な造形力を養う。作品制作を主とし、基本的内容を踏まえ、より良い作品にするために繰り返し工夫する。毎時間の積み重ね、取り組みを大切にする。授業内での完成を目指し、未完成の作品がないよう努力させる。鑑賞の際は指定されたレポートを提出すること。
注意点:
授業の内容は課題毎ごとに授業内で告知する。道具の取り扱い方を理解し、準備、後片付け等、丁寧に行われていたか。
【事前学習】授業開始前に取り扱う画材や道具を準備しておく。
【評価方法・評価基準】課題100%(出席、授業態度含む)で評価する。詳細は課題ごとに授業で告知する。完成作品の提出状況、時間内にやるべきことをこなし、積み重ねていくことを評価する。授業内での完成を目指し、未完成の作品がないよう努力させる。総合成績60点以上を単位修得とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
美術オリエンテーション デザイン |
美術への興味関心を持ち、授業の流れや受け方、態度について理解できたか。
|
2週 |
デザイン①レタリング 下描き |
レタリングの特性を理解し、文字を美しく下描きできたか。
|
3週 |
②レタリング 溝引き、彩色 |
溝引きの技術を理解し、美しく彩色できたか。
|
4週 |
③レタリング 仕上げ、鑑賞 |
丁寧に完成させ、自己評価や他者の作品の良さを感じ取ることができたか。
|
5週 |
絵画 鉛筆デッサン |
デッサンの仕方を学び、その素晴らしさを理解すると共に、デッサンの基本を学ぶことができたか。
|
6週 |
①石膏デッサン |
石膏像のとらえ方、見る位置を決め、大きく対象をとらえることができたか。
|
7週 |
②石膏デッサン |
構図を理解し、バランスよく下描きできたか。ハッチングの方法を学び、活用できたか。
|
8週 |
③石膏デッサン |
鉛筆の濃淡表現で石膏像の立体をとらえることができたか。
|
2ndQ |
9週 |
④石膏デッサン |
よく観察し、全体の調子を整え表現できたか。
|
10週 |
⑤石膏デッサン 完成、鑑賞 |
対象と空間を感じ表現し、完成させることができたか。自己評価できる。
|
11週 |
デザイン 商業デザイン |
商業デザインを理解し、伝達デザインの基礎を理解できたか。
|
12週 |
①ラベルづくり 発想 |
商品のラベルを想定し、アイディアを構成できたか。
|
13週 |
②ラベルづくり 彩色 |
効果的な彩色ができたか。自己評価できる。
|
14週 |
鑑賞 課題設定 |
図書館等にて、美術につての疑問を課題として設定できたか。
|
15週 |
鑑賞 探求、まとめ |
コンピュータ等を使い、調べ学習をし、課題解決のまとめができたか。
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
彫刻 ①抽象立体造形 |
素材(スタイロフォーム)の特性を理解し、彫刻の美しさや意図性を感じることができたか。
|
2週 |
②抽象立体造形 発想 |
テーマを設定し、抽象形中心の発想ができたか。
|
3週 |
③抽象立体造形 カービング |
大まかなカービング作業ができたか。
|
4週 |
④抽象立体造形 カービング |
構想にしたがった丁寧な制作ができたか。
|
5週 |
⑤抽象立体造形 完成、鑑賞 |
触覚を大事に完成させることができたか。自己と他の作品を鑑賞し、その良さを感じ取れたか。
|
6週 |
絵画 アクリル絵具 ①自画像 |
自画像の表現方法を理解し、アクリル絵具の特性を生かし、構想することができたか。
|
7週 |
②自画像 下絵 |
自分らしさを探求しながら、構図を決め、下絵制作を進めることができたか。
|
8週 |
③自画像 下絵 |
細部までこだわり下絵を完成することができたか。
|
4thQ |
9週 |
④自画像 彩色 |
全体の調子を整えながら、軽く着色できたか。
|
10週 |
⑤自画像 彩色 |
多くの彩色方法を理解し、効果的な自分らしい彩色ができたか。
|
11週 |
⑥自画像 彩色 |
重ね塗りやぼかし技法など、意図に合った表現になるよう彩色できたか。
|
12週 |
⑦自画像 完成、鑑賞 |
自画像制作を完成させることができたか。自己評価できる。
|
13週 |
工芸 竹細工 ①竹とんぼ |
工芸への関心を深められたか。道具の取り扱い方や素材の特性を理解できたか。
|
14週 |
工芸 ②竹とんぼ |
安全に注意し、制作を進めることができたか。
|
15週 |
工芸 ③竹とんぼ まとめ |
自己と他の作品を鑑賞し、それぞれの良さを感じ取れたか。これまでの1年間の学習を振りかえる。
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 制作(出席、態度含む) | 作品(レポート含む) | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
評価割合 | 60 | 40 | 100 |