化学ⅡB

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 化学ⅡB
科目番号 0034 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 未来創造工学科(一般科目) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:化学 vol.1「理論編」、vol.2「物質編」(発行:東京書籍、著者:小川桂一郎 松尾基之 他) 教材:レッツトライノート化学 vol2, 3, 4(発行:東京書籍、著者:東京書籍編集部)、フォトサイエンス化学図録(発行:数研出版、著者:数研出版編集部)
担当教員 冨永 陽子

到達目標

・周期表と元素、非金属元素の単体と化合物について理解することができる。
・典型金属元素の単体と化合物の構造や性質を理解することができる。
・遷移元素の単体と化合物の構造や性質を理解することができる。
・化学反応の速さと化学平衡について理解することができる。
・実験実習により化学現象を学び、実践的な技術能力を養う。


【教育目標】C
【キーワード】周期表と元素、非金属元素、典型金属元素、遷移元素、化学反応の速さと化学平衡

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
周期表と元素、非金属元素の単体と化合物周期表と元素、非金属元素の単体と化合物について説明でき、関連する基本問題、応用問題を解くことができる。周期表と元素、非金属元素の単体と化合物について説明でき、関連する基本問題を解くことができる。周期表と元素、非金属元素の単体と化合物について基本事項が理解できず、基本問題を解くことができない。
典型金属元素の単体と化合物典型金属元素の単体と化合物について説明でき、関連する基本問題、応用問題を解くことができる。典型金属元素の単体と化合物について説明でき、関連する基本問題を解くことができる。典型金属元素の単体と化合物について基本事項が理解できず、基本問題を解くことができない。
遷移元素の単体と化合物遷移元素の単体と化合物について説明でき、関連する基本問題、応用問題を解くことができる。遷移元素の単体と化合物について説明でき、関連する基本問題を解くことができる。遷移元素の単体と化合物について基本事項が理解できず、基本問題を解くことができない。
化学反応の速さと化学平衡化学反応の速さと化学平衡について説明でき、関連する基本問題、応用問題を解くことができる。化学反応の速さと化学平衡について説明でき、関連する基本問題を解くことができる。化学反応の速さと化学平衡について基本事項が理解できず、基本問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

 教育目標 C 説明 閉じる

教育方法等

概要:
化学Ⅰで学習した内容をもとに、周期表と元素、単体や無機化合物、典型元素、遷移元素、化学反応の速さと化学平衡を学習する。単体や無機化合物では、非金属元素、典型金属元素および遷移元素の単体とそれらの化合物について学ぶ。
実験実習により化学現象を学び、実践的な技術能力を養う。
授業の進め方・方法:
教科書の該当する授業範囲を事前に眺めておくこと。課題として、既学習範囲から重要事項を出題する場合がある。
実験実習により化学現象を学び、実践的な技術能力を養う。
注意点:
本授業で学習する内容は科学的な思考力を養うために必要な基礎的・基本的な知識・概念であり、その修得は必須である。
【評価方法・評価基準】定期試験2回(85%)、実験2回(15%)で評価する。総合成績50点以上を単位修得とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 周期表と元素
非金属元素の単体と化合物
周期表と元素、非金属元素の単体や性質について理解できる。
2週 非金属元素の単体と化合物 非金属元素の単体や性質について理解できる。
3週 非金属元素の単体と化合物 非金属元素の単体や性質について理解できる。
4週 非金属元素の単体と化合物
典型金属元素の単体と化合物
非金属元素および典型金属元素の単体やその化合物の性質を理解できる。
5週 典型金属元素の単体と化合物 典型金属元素の単体やその化合物の性質を理解できる。
6週 典型金属元素の単体と化合物 典型金属元素の単体やその化合物の性質を理解できる。
7週 典型金属元素の単体と化合物 典型金属元素の単体やその化合物の性質を理解できる。
8週 遷移元素の単体と化合物 遷移金属の単体やその化合物の性質を理解できる。
4thQ
9週 遷移元素の単体と化合物 遷移金属の単体やその化合物の性質を理解できる。
10週 化学反応の速さ 化学反応の速さを決める要因について理解できる。
11週 化学反応の速さ 粒子の衝突頻度と反応速度について理解できる。
12週 化学平衡 化学平衡の法則について理解できる。
13週 化学平衡 化学平衡の法則について理解できる。
14週 化学反応式と量的関係に関する実験
化学反応式と量的関係について実験結果から理解できる。
15週 電気分解の実験
情報技術を利用した化学実験の紹介
電気分解のしくみについて実験結果から理解できる。情報技術の利便性・安全性を理解することができる。
16週 まとめ 学習内容をまとめて、理解することができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力自然科学物理実験物理実験有効数字を考慮して、データを集計することができる。3後14,後15
化学実験化学実験実験の基礎知識(安全防具の使用法、薬品、火気の取り扱い、整理整頓)を持っている。3後14,後15
事故への対処の方法(薬品の付着、引火、火傷、切り傷)を理解し、対応ができる。3後14,後15
測定と測定値の取り扱いができる。3後14,後15
有効数字の概念・測定器具の精度が説明できる。3後14,後15
レポート作成の手順を理解し、レポートを作成できる。3後14,後15
ガラス器具の取り扱いができる。3後14,後15
基本的な実験器具に関して、目的に応じて選択し正しく使うことができる。3後14,後15
試薬の調製ができる。3後14,後15
代表的な気体発生の実験ができる。3後14

評価割合

試験実験課題合計
総合評価割合751510100
基礎的能力751510100
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