概要:
現代社会の政治や経済に関する基本的な仕組みを理解する。また、今日の政治や経済に至るまでの歴史的な過程やその到達点、現代的諸問題を広い視野から把握し考察する基礎力を養う。そのことを通じて、諸個人の尊重と共生を常に問い続ける社会構成員となることを目指す。
授業の進め方・方法:
授業は講義形式で進める。授業では政治・経済に関する具体的な事例(教科書の注記や参考資料・図表、配布プリント)を踏まえつつ学習ポイントの理解を深めるべく努める。
注意点:
【事前学習】
あらかじめ教科書の該当箇所を読み進め、基本的な用語を把握しておくこと。
【評価方法・評価基準】
試験結果(100%)で評価する。詳細は授業内で告知する。現代社会の政治や経済の基本的な仕組み、その役割や意義、問題点、課題などの理解の程度を評価する。
総合成績60点以上を単位修得とする。
自学自習の課題(自己学習レポート)を、必ず、提出すること。未提出が4分の1を超える場合は不合格点とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 2 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 2 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 2 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 2 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 2 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 2 | |
公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 2 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 2 | |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。 | 1 | |
グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 2 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 2 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 2 | |