英語演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語演習Ⅰ
科目番号 0056 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(一般科目) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 transfer : course D (桐原書店)
担当教員 酒井 紀行

到達目標

技術者に必要な、基本的な英語の語彙・文法を習得する。                                                                                           技術者に必要な、基本的な英文読解力を習得する。                                                                                                    【教育目標A】                                                                                                              【学習・教育到達目標】A-1                                                                                                                                                                                                                            

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1技術者に必要とされる、基本的な英語の語彙・文法を十分に習得し、正しくアウトプットできる。技術者に必要とされる、基本的な英語の語彙・文法をある程度習得している。技術者に必要とされる、基本的な英語の語彙・文法が習得できない。
評価項目2技術者に必要な英文の構造を正しく理解し、文章の大意を素早く正確に把握することができる。技術者に必要な英文の構造を理解し、文章の大意を正しく理解することができる。技術者に必要な英文の構造が理解できず、文章の大意を把握することができない。

学科の到達目標項目との関係

 教育目標 A 説明 閉じる

教育方法等

概要:
標準的な現代英語で書かれた英文の読解と、記述問題を中心とする文法・語句の問題演習により、基本的な読解力と語彙・文法力の養成を図る。
授業の進め方・方法:
教科書についての予習と復習が十分に行われていることを前提とした講義、および演習を行う。適宜追加問題を与え、知識の定着をはかるとともに、TOEICをはじめとする各種資格試験対策も行う。
注意点:
予習と復習を十分行い、辞書は毎回持参すること。                                         【事前学習】 授業での指示をもとに、教科書の英文を読み、設問を演習したうえで、授業に臨むこと。辞書やネット等のツールも最大限利用すること。授業は自分の解答と考え方を「修正」する場であると心得ること。                      【評価方法・基準】試験結果【100%】で評価する。技術者に必要とされる英語の理解力、産出能力の度合いを評価する。自学自習をしてレポートを提出すること。自己学習レポートの未提出が4分の1を超える場合は不合格点とする。総合成績60点以上を単位習得とする。詳細は第1回目の授業で告知する。                                          

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業概要を理解する。
2週 Unit1:時制その① 現在形・過去形・未来形について理解できる。
3週 Unit2:時制その② 現在完了形の作り方を理解できる。
4週 Unit3:助動詞、態 注意すべき助動詞表現、受動態表現ついて理解できる。
5週 Unit4:準動詞その① 不定詞の基本用法・動名詞の注意すべき使い方について理解できる。
6週 Unit5:準動詞その② 知覚動詞、使役動詞、分詞構文などの使い方について理解できる。
7週 Unit6:関係詞 who, whichの使い方について理解できる。
8週 Unit7:比較 比較級の基礎的用法、比較の様々な表現を理解できる。
2ndQ
9週 Unit8:仮定法 仮定法過去、仮定法過去完了の表現を理解できる。
10週 Unit9:否定表現 部分否定、全否定、二重否定の表現を理解できる。
11週 Unit10:比較級 比較・最上級の作り方を理解できる。
12週 Unit11:動詞の語法その① 使役動詞の表現を理解できる。
13週 Unit12:動詞の語法その② 無生物主語をとる動詞の表現を理解できる。
14週 Unit13:名詞、代名詞の語法 可算、不可算名詞、代名詞などの表現を理解できる。
15週 期末試験
16週 試験の解説及びまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合20000000200
基礎的能力10000000100
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000