科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 美術
科目番号 0065 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(一般科目) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 美術1(光村図書)
担当教員 及川 武芳

到達目標

創造的な作品制作を通して豊かな感性を育て、創造する喜びを味わうとともに、ものづくりのための追求心を養う。また、自己の意図、心情を表現するため、表現方法の基礎能力を養う。鑑賞を通し作品の良さ、美しさを感じ、それぞれの個性を発見する。
【教育目標】B  

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 創造性豊かな創造性がある。ある程度の創造性がある。創造性がみられない。
評価項目2 感受性豊かな感受性が感じられる。ある程度の感受性が感じられる。感受性がない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
創造的な作品制作を通して豊かな感性を育て、創造する喜びを味わうとともに、ものづくりのための忍耐を養う。また、自己の意図、心情を表現するため、表現方法の基礎能力を養う。鑑賞を通し作品の良さ、美しさを感じ、それぞれの個性を発見する。
授業の進め方・方法:
美術の幅広い創造活動を通じ基礎的な造形力を養う。作品制作を主とし、基本的内容を踏まえ、より良い作品にするために繰り返し工夫する。毎時間の積み重ね、取り組みを大切にする。授業内での完成を目指し、未完成の作品は受け付けない。鑑賞の際は指定されたレポートを提出すること。
注意点:
授業の内容は課題毎ごとに授業内で告知する。道具の取り扱い方を理解し、準備、後片付け等、丁寧に行われていたか。
【事前学習】授業開始前に取り扱う画材や道具を準備しておく。
【評価方法・評価基準】課題100%(出席、授業態度含む)で評価する。詳細は課題ごとに授業で告知する。完成作品の提出状況、時間内にやるべきことをこなし、積み重ねていくことを評価する。授業内での完成を目指し、未完成の作品は受け付けない。総合成績60点以上を単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 美術オリエンテーション     デザイン 美術への興味関心を持ち、授業の流れや受け方、態度について理解できたか。
2週 デザイン①レタリング 下描き レタリングの特性を理解し、文字を美しく下描きできたか。
3週 ②レタリング 溝引き、彩色 溝引きの技術を理解し、美しく彩色できたか。
4週 ③レタリング 仕上げ、鑑賞 丁寧に完成させ、自己評価や他者の作品の良さを感じ取ることができたか。
5週 絵画 鉛筆デッサン デッサンの仕方を学び、その素晴らしさを理解すると共に、手を描き技術を身につけることができたか。
6週 ①石膏デッサン 石膏像のとらえ方、見る位置を決め、大きく対象をとらえることができたか。
7週 ②石膏デッサン  構図を理解し、バランスよく下描きできたか。
8週 ③石膏デッサン  鉛筆の濃淡表現で石膏像の立体をとらえることができたか。
2ndQ
9週 ④石膏デッサン よく観察し、全体の調子を整え表現できたか。
10週 ⑤石膏デッサン 完成、鑑賞 対象と空間を感じ表現し、完成させることができたか。自己評価できる。
11週 デザイン 商業デザイン 商業デザインを理解し、伝達デザインの基礎を理解できたか。
12週 ①ラベルづくり 発想 商品のラベルを想定し、アイディアを構成できたか。
13週 ②ラベルづくり 彩色 自己と他の作品を鑑賞し、それぞれの良さを感じ取れたか。
14週 鉛筆デッサン 基礎 道具の取り扱いを理解し、鉛筆による濃淡を表現できたか。
15週 まとめ これまでの学習を振りかえる。
16週
後期
3rdQ
1週 鉛筆デッサン 応用       ①石膏デッサン 対象の確認、形を観察し理解できたか。
2週 ②石膏デッサン 構図 効果的な構図や配置を理解できたか。
3週 ③石膏デッサン 描画 陰影、立体感が表現できたか。
4週 ④石膏デッサン 描画 細部を観察し表現できたか。
5週 ⑤石膏デッサン 完成、鑑賞 自己と他の作品を鑑賞し、それぞれの良さを感じ取れたか。
6週 色彩 ①色彩について 色彩について特性を理解できたか。
7週 映像鑑賞 美術の様々な分野に視野を広げる。
8週 課題制作 課題を理解できたか。
4thQ
9週 ②3原色を用いたカラーチャート作成 3原色を理解し、色の違いを表現できたか。
10週 ③3原色を用いたカラーチャート作成 3原色を理解し、色の違いを表現できたか。
11週 ④3原色を用いた着彩のためのスケッチ、デッサン、下描き 対象をよく観察し、効果的な構図をとることができたか。
12週 ⑤3原色を用いた着彩 透明水彩 道具の取り扱い方、透明水彩の特性を理解できたか。
13週 ⑥3原色を用いた着彩 透明水彩 道具の取り扱い方、透明水彩の特性を理解できたか。
14週 ⑦3原色を用いた着彩 透明水彩       背 背景を効果的に仕上げることが出来たか。
15週 ⑧透明水彩 鑑賞        まとめ 自己と他の作品を鑑賞し、それぞれの良さを感じ取れたか。これまでの学習を振りかえる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

制作(出席、態度含む)作品(レポート含む)合計
総合評価割合6040100
評価割合6040100