日本語ⅡA

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 日本語ⅡA
科目番号 0080 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(一般科目) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 金田一春彦『ホンモノの日本語』
担当教員 平野 一成

到達目標

①講義や日常会話などの日本語を正確に聞きとることができる。
②日本語として正確かつ自然な発話ができる。。
③講義や日常生活で必要な漢字語彙が理解できる。
【教育目標】A・B



【教育目標】
【学習・教育到達目標】


【キーワード】日本語・聴解・ディクテーション・シャドーイング・漢字

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1 ①講義や日常会話などの日本語を正確に聞きとることができる。講義や発話において、助詞や発話意図、ニュアンスなどを正確に理解することができる。講義や発話において、その内容を正確に理解することができる。講義や発話において、その内容の大意を理解することができない。
評価項目2 ②日本語として正確かつ自然な発話ができる。正確なイントネーションとプロミネンスを用いた発話ができる。適切な形式の相づちが打てる。イントネーションやプロミネンスを意識して発話ができる。相づちが打てる。イントネーションやプロミネンスが不自然である。相づちが打てないまたは不自然である。
評価項目3 ③講義や日常生活で必要な漢字語彙が理解できる。 教科書や校内掲示などの漢字が正しく理解でき、書くことができる。教科書や校内掲示などの漢字がほぼ理解でき、書くこともできる。教科書や校内掲示などの漢字が理解できない。JLPT-N3レベル以上の漢字が正しく書けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語の音読を通して、正確に日本語を発語・聴取する練習を繰り返し行う。また耳で聴いた内容を即時に口頭再生する練習を行うことで、自然な日本語発話に慣れる。また、JLPT-N3からN1レベルの漢字の読み、書きの練習を行い日常生活・授業で使用する漢字語彙に慣れる。
授業の進め方・方法:
教科書の音読を毎回行う。また、各回20個前後の新出漢字について、その音読み・訓読み、意味、書き順を指導する。
注意点:
【事前学習】
指定された新出語彙の母語訳を調べておくこと。漢字の書き取り練習を行うこと。


【評価方法・評価基準】
試験結果(100%)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 日本語のレベル把握
コースオリエンテーション
現在の自分の日本語能力を把握し、問題点を認識する。
2週 日本人の性格 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
3週 日本語の発音 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
4週 日本語の文字 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
5週 日本語の文法 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
6週 日本語の単語 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
7週 日本語の難しさ 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 はっきり言わない方がいいか 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
10週 言い訳しない方がいいか 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
11週 言葉を省略するのはなぜか 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
12週 ぼかした言い方をするわけ 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
13週 日本人は察しがいい 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
14週 日本語の個性 新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
15週 期末試験
16週 語源の話 これまでの学習内容を振り返り、今後の日本語学習において各自が必要な点を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

中間試験期末試験合計
総合評価割合5050100
総合評価割合5050100