到達目標
A. 講義や日常会話などの日本語を正確に聞きとることができる。
B. 日本語として正確かつ自然な発話ができる。
C. 講義や日常生活で必要な漢字語彙が理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1
①講義や日常会話などの日本語を正確に聞きとることができる。 | 講義や発話において、助詞や発話意図、ニュアンスなどを正確に理解することができる。 | 講義や発話において、その内容を正確に理解することができる。 | 講義や発話において、その内容の大意を理解することができない。 |
評価項目2
②日本語として正確かつ自然な発話ができる。 | 自然な抑揚や強調すべき言葉を意識して発話ができる。適切な形式で相づちが打てる。 | 抑揚や強調すべき言葉を意識して発話ができる。相づちが打てる。 | 抑揚や強調すべき言葉の選択が不自然である。相づちが打てないまたは不自然である。 |
評価項目3
③講義や日常生活で必要な漢字語彙が理解できる。
| 教科書や校内掲示などの漢字が正しく理解でき、書くことができる。 | 教科書や校内掲示などの漢字がほぼ理解でき、書くこともできる。 | 教科書や校内掲示などの漢字が理解できない。JLPT-N3レベル以上の漢字が正しく書けない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本語の音読を通して、正確に日本語を発語・聴取する練習を繰り返し行う。また耳で聴いた内容を即時に口頭再生する練習を行うことで、自然な日本語発話に慣れる。また、JLPT-N3からN1レベルの漢字の読み、書きの練習を行い日常生活・授業で使用する漢字語彙に慣れる。
授業の進め方・方法:
教科書の音読を毎回行う。また、各回20個前後の新出漢字について、その音読み・訓読み、意味、書き順を指導する。
注意点:
【事前学習】
指定された音読範囲の新出語彙を国語辞典や漢和辞典で調べておくこと。漢字の書き取り練習を行うこと。
【評価方法・評価基準】
試験結果(100%)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
日本語の一人称 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
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2週 |
諸行無常 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
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3週 |
言葉の力 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
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4週 |
文字の力 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
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5週 |
道具としての言葉 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
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6週 |
残る言葉 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
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7週 |
マスメディア |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。日本語による講義や会話の内容を正確に聞きとることができる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
文字の力 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
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10週 |
本音と建前 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
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11週 |
表と裏 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
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12週 |
毒舌 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
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13週 |
敬語 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
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14週 |
行儀良い言葉 |
新出漢字の音・訓読みおよび意味が理解できる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
生きた言葉 |
これまでの学習内容を振り返り、今後の日本語学習において各自が必要な点を確認する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 中間試験 | 期末試験 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |