到達目標
①現代の正義論について学び、哲学・倫理学が現代社会の諸問題にどのようにアプローチしているのかを理解する。
②自然・社会と技術の関わりおよびその役割・意義について理解できる。
③情報伝達の方法と社会の問題について理解し自分の考えを発表できる
【教育目標】B・E
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
①現代の正義論をめぐる議論についての理解 | 現代の正義論をめぐる代表的な論者の立場を理解し、説明できる。 | 現代の正義論をめぐる代表的な論者の立場を理解できる。 | 現代の正義論をめぐる代表的な論者の立場を理解できない。 |
②自然・社会と技術の関わり等についての多角的・複合的理解 | 自然・社会と技術の関わり等について、多角的・複合的に理解できる。 | 自然・社会と技術の関わり等について、多角的に理解できる。 | 自然・社会と技術の関わり等についての多角的に理解できない。 |
③資料の読解と論理的考察 | 資料を正しく読み記述内容を理解するとともに示された課題について発展的に考察することができる | 資料を読み記述内容の概略を理解するとともに示された課題について考察することができる | 資料を読んで記述内容を理解し考察することができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
社会の諸課題について異なる専門領域からの複数の視座によって多角的に理解し考える。
自己と他者の思惟の相違、個人のかけがえのなさについて考え、文学作品の読解・論述を通して相互理解とヒューマニズムの意味を理解する。
授業の進め方・方法:
講義は複数の教員が順次担当し、各々のテーマに基づいて授業を展開する
注意点:
【事前学習】事前に資料を十分に読み、また関連する時事的な問題についても調べておく。
【評価方法・評価基準】レポート(100%)で評価する。また学修単位科目であるため、各担当者が課す学修レポートの提出が単位取得の条件(3/4以上の提出)となる。詳細は第1回目の授業で告知する。総合成績60点以上を単位修得とする。
*授業時間内でのヘイトスピーチ、レポートでの差別的言及は厳禁とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
情報伝達の技術とコミュニケーション |
情報伝達の方法と社会との関連性を理解し自分の考えを発表できる
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2週 |
情報伝達の技術とメディア |
情報伝達の技術とメディアとの関連性を理解し自分の考えを発表できる
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3週 |
情報伝達と社会的主体性 |
情報伝達と社会における個人の主体性の関連を理解し自分の考えを発表できる
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4週 |
情報伝達の技術と現代社会 |
現代における情報伝達の方法と社会の問題について理解し自分の考えを発表できる
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5週 |
社会的資源配分・生産性向上と経済効率の考え方
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主な経済学説が、社会的資源配分や生産性の向上について、どのような意味で効率的と捉えているかが理解できる。
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6週 |
『自動車の社会的費用』を読む① |
『自動車の社会的費用』(宇沢弘文 著)を読み、主な経済学説の意義と限界について理解することができる。
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7週 |
『自動車の社会的費用』を読む② |
『自動車の社会的費用』を読み、社会的共通資本概念の内容と意義を理解することができる。
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8週 |
地球温暖化と経済成長 |
地球温暖化問題を、社会的共通資本などの概念をもとに、これからの経済成長との関係を視野に入れ、考察することができる。
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2ndQ |
9週 |
課題演習 |
5~8週の学習内容を理解し、課題作成ができる。
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10週 |
現代の正義論を学ぶ |
ロールズの政治哲学が分かる―『正義論』を中心に-
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11週 |
ノージックのロールズ判を学ぶ。 |
ノージックのリバタリアニズㇺの基礎が分かる。
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12週 |
サンデルのロールズ批判を学ぶ。 |
サンデルのコミュニタリア二ズムの基礎が分かる。
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13週 |
マッキンタイア、テイラーのコミュニタリアニズムの概要を学ぶ。 |
マッキンタイア、テイラーのコミュニタリアニズムの概要を理解できる。
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14週 |
課題演習 |
10~13週目までを振り返り、レポートを作成できる。
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15週 |
まとめ |
学習内容を確認し総括することができる
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題1 | 課題2 | 課題3 | 合計 |
総合評価割合 | 35 | 35 | 30 | 100 |
現代の正義論 | 35 | 0 | 0 | 35 |
自然・社会と技術の関わり等についての多角的・総合的理解 | 0 | 35 | 0 | 35 |
論理的読解と論述 | 0 | 0 | 30 | 30 |