ものづくり実験実習E

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 ものづくり実験実習E
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 未来創造工学科(共通専門科目) 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 moodle版電子テキスト
担当教員 藤田 実樹,谷林 慧,豊田 計時,三浦 文雄

到達目標

①圧着作業ができる
②はんだ作業ができる
③テスター測定ができる
【教育目標】C,D
【キーワード】圧着、トルク、はんだ、センサー、導通試験、絶縁試験、交流電圧、直流電圧、直流電流

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①圧着作業ができる圧着工具が適切に使える。圧着工具がほぼ適切に使える。圧着工具が適切に使えない。
②はんだ作業ができるはんだ付け工具が適切に使える。はんだ付け工具がほぼ適切に使える。はんだ付け工具が適切に使えない。
③テスター測定ができるテスターが適切に使える。テスターがほぼ適切に使える。テスターが適切に使えない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
所属学科の枠にとらわれない、幅広い分野の基礎的な電気に関する実験実習を総合的に行うことによって、ものづくり技術について幅広い視野を身につける。
授業の進め方・方法:
moodle版テキストにより授業を進める。
注意点:
【事前学習】
 「授業内容」 に対するmoodleの内容を事前に閲覧・視聴しておくこと。
【評価方法・評価基準】
 詳細は第1回のガイダンスで告知する。総合成績60点以上を単位取得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 全体説明 概要説明 実習概要が理解できる。
2週 圧着 圧着練習(圧着工具になれる) 圧着工具に慣れ、使いこなすことができる。
3週 圧着 本作業 チェックリスト記入(端子締め) 正しい圧着ができる。
4週 トルク確認、組立て(必要に応じ修正) 正しいトルクでネジ締めができる。
5週 ネオン管ハンダ付け(タップ・本締め) ネオン管と抵抗をハンダ付けすることができる。
6週 ハンダ 基板ランド部練習 基板ランド部にはんだを付けることができる。
7週 ハンダ センサー回路 左半分 センサー回路、左半分をハンダ付けすることができる。
8週 ハンダ センサー回路 右半分 センサー回路、右半分をハンダ付けすることができる。
2ndQ
9週 動作確認(必要に応じ修正) 不具合があった場合、修正することができる。
10週 テスター 導通試験、絶縁試験 テスターを用いて、導通試験、絶縁試験ができる。
11週 テスター 交流測定(テーブルタップ) テスターを用いて、交流測定ができる。
12週 テスター 直流電圧・電流測定(基板) テスターを用いて、センサー基板の電圧・電流が測定できる。
13週 テスター 最大電流測定(基板) LEDを最大に光らせる条件を見つけることができる。
14週 総まとめ(理論、注意事項、技術者について) 作業安全、技術者倫理について理解できる。
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

教材評価測定評価報告書評価合計
総合評価割合603010100
圧着作業300030
はんだ作業300030
テスター測定0301040