校外実習(B)

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 校外実習(B)
科目番号 0009 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(共通専門科目) 対象学年 3
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 なし
担当教員 若嶋 振一郎,藤田 実樹,千田 栄幸,照井 教文

到達目標

①就学中での就業体験の意義を理解する。
②インターンシップ実施。
③インターンシップの報告ができる。

【教育目標】B,E
【学習・教育到達目標】B-1,E-1,E-2

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①就学中での就業体験の意義を理解する。就学中での就業体験の意義を理解できる。就学中での就業体験の意義を理解できる。就学中での就業体験の意義を理解できる。
②インターンシップ実施。インターンシップを実施できる。インターンシップを実施できる。インターンシップを実施できない。
③インターンシップの報告ができる。インターンシップの報告ができる。インターンシップの報告ができる。インターンシップの報告ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この学習は実社会における生産技術、製品管理業務等の社会経営システムを学生時代に体験することにより、本科での学習の向上に役立たせることを目標とする。
授業の進め方・方法:
実習は、第3学年学年末休業期間中、第4学年夏季休業期間中、第4学年学年末休業期間中、第5学年夏季休業期間中のいずれかにおいて2週間(実質10日間)以上実施すること。
受入企業は学校が紹介するが、事前に受け入れる企業側の業務内容、実習目的等をしっかと勉強しておくこと。
注意点:
【事前学習】
実習前に開催される説明会など事前指導に参加し、実習に必要な内容を把握しておくこと。
【評価方法・評価基準】
実習後,実習実施機関から受領した「実習報告書」記載の評価,および学生が提出する「実習終了報告書」の内容によって総合的に評価する。詳細は事前指導で告知する。
総合成績60点以上を単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1)受入企業の紹介 インターンシップの目的と意義について理解でき、学習に反映できる。
2週
3週 2)企業内での実習 会社の生産管理、製造技術、労働管理、経営方針等について幅広く理解する。
4週
5週 3)インターンシップ報告 実習終了報告書を作成し提出する。
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

実習合計
総合評価割合100100
インターンシップ実施7070
インターンシップ報告3030