機械設計実習

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 機械設計実習
科目番号 0001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(機械・知能系) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 機械製図,林洋次 監 実教出版
担当教員 井上 翔

到達目標

1.「ねじ・ボルト・ナット」の種類,呼び方,図示方法が理解でき,図示方法に基づいて「ボルト・ナット」の図面が作成できる.
2.機械要素「軸と軸継手」の図示方法が理解できる図示方法に基づいて「フランジ型タワミ軸継手」の図面が作成できる.
3.「軸受」の種類,呼び番号,図示方法が理解できる図示方法に基づいて「転がり軸受」の図面が作成できる.
4.「歯車」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に基づいて「平歯車」の図面が作成できる.
5.「プーリー・スプロケット」の種類,呼び番号,図示方法を理解し,図示方法に基づいて「Vプーリー」の図面が作成できる.
6.「ばね」の種類,逗子方法が理解できる.図示方法に基づいてばねを利用した製品の作図ができる.
7.SolidWoeksを利用した3DのCAD図面を作成できる.
8.表面粗さや表面性状,寸法公差,はめあい,幾何公差が理解でき,図面から読み解くことができる.

【教育目標】C

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1表面粗さや表面性状が理解でき,図面が作成できる.最低限の表面粗さや表面性状が理解でき,図面が作成できる.最低限の表面粗さや表面性状が理解でき,図面が作成できない.
評価項目2寸法公差,はめあい,幾何公差が理解でき,図面が作成できる.最低限の寸法公差,はめあい,幾何公差が理解でき,図面が作成できる.最低限の寸法公差,はめあい,幾何公差が理解でき,図面が作成できない.
評価項目3「ねじ・ボルト・ナット」の種類,呼び方,図示方法が理解でき,図示方法に基づいて「ボルト・ナット」の図面が作成できる.最低限の「ねじ・ボルト・ナット」の種類,呼び方,図示方法が理解でき,図示方法に基づいて「ボルト・ナット」の図面が作成できる.最低限の「ねじ・ボルト・ナット」の種類,呼び方,図示方法が理解でき,図示方法に基づいて「ボルト・ナット」の図面が作成できない.
評価項目4機械要素「軸と軸継手」の図示方法が理解できる図示方法に基づいて「フランジ型タワミ軸継手」の図面が作成できる.最低限の機械要素「軸と軸継手」の図示方法が理解できる図示方法に基づいて「フランジ型タワミ軸継手」の図面が作成できる.最低限の機械要素「軸と軸継手」の図示方法が理解できる図示方法に基づいて「フランジ型タワミ軸継手」の図面が作成できない.
評価項目5「軸受」の種類,呼び番号,図示方法が理解できる図示方法に基づいて「転がり軸受」の図面が作成できる.最低限の 「軸受」の種類,呼び番号,図示方法が理解できる図示方法に基づいて「転がり軸受」の図面が作成できる. 最低限の「軸受」の種類,呼び番号,図示方法が理解できる図示方法に基づいて「転がり軸受」の図面が作成できない.
評価項目6「歯車」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に基づいて「平歯車」の図面が作成できる.最低限の「歯車」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に基づいて「平歯車」の図面が作成できる.最低限の「歯車」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に基づいて「平歯車」の図面が作成できない.
評価項目7「プーリー・スプロケット」の種類,呼び番号,図示方法を理解し,図示方法に基づいて「Vプーリー」の図面が作成できる.最低限の「プーリー・スプロケット」の種類,呼び番号,図示方法を理解し,図示方法に基づいて「Vプーリー」の図面が作成できる.最低限の「プーリー・スプロケット」の種類,呼び番号,図示方法を理解し,図示方法に基づいて「Vプーリー」の図面が作成できない.
評価項目8「ばね」の種類,逗子方法が理解できる.図示方法に基づいてばねを利用した製品の作図ができる.最低限の「ばね」の種類,逗子方法が理解できる.図示方法に基づいてばねを利用した製品の作図ができる.最低限の「ばね」の種類,逗子方法が理解できる.図示方法に基づいてばねを利用した製品の作図ができない.
評価項目9SolidWoeksを利用した3DのCAD図面を作成できる最低限のSolidWoeksを利用した3DのCAD図面を作成できる.最低限のSolidWoeksを利用した3DのCAD図面を作成できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械要素の製図をとおして,その種類・規格を理解し,機械製図規格に定められている約束を習得し,図面から必要な情報を読み取る力を育成する.
授業の進め方・方法:
授業は,それぞれの機械要素について講義を行なった後,製図を中心に進める.
授業を行う場所は,手書きの場合は設計製図室,CADを使用する際はCAD室を利用する
注意点:
事前学習】 「授業項目」に対応する教科書の内容を事前に読んでおくこと.
製図道具,教科書,ノートは毎回必ず持参すること.
【評価方法・評価基準】提出図面(80%),製図演習への取組姿勢(20%)で評価する.詳細は第1回目の授業で告知する.
機械要素に関するJIS機械製図法および製図記号を習得し,図面から必要な情報を読み取る力の程度を評価する総合成績60点以上を単位修得とする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 表面粗さや表面性状 「表面粗さ」や「表面性状」が理解できる.
2週 寸法公差,はめあい,幾何公差 「寸法公差」,「はめあい」,「幾何公差」が理解できる.
3週 ねじ 「ねじ・ボルト・ナット」の種類,呼び方,図示方法が理解でき,図示方法に基づいて「ボルト・ナット」の図面が作成できる.
4週 ねじ 「ねじ・ボルト・ナット」の種類,呼び方,図示方法が理解でき,図示方法に基づいて「ボルト・ナット」の図面が作成できる.
5週 ねじ 「ねじ・ボルト・ナット」の種類,呼び方,図示方法が理解でき,図示方法に基づいて「ボルト・ナット」の図面が作成できる.
6週 ねじ 「ねじ・ボルト・ナット」の種類,呼び方,図示方法が理解でき,図示方法に基づいて「ボルト・ナット」の図面が作成できる.
7週 軸と軸継手 機械要素「軸と軸継手」の図示方法が理解できる図示方法に基づいて「フランジ型タワミ軸継手」の図面が作成できる.
8週 軸と軸継手 機械要素「軸と軸継手」の図示方法が理解できる図示方法に基づいて「フランジ型タワミ軸継手」の図面が作成できる.
2ndQ
9週 軸と軸継手 機械要素「軸と軸継手」の図示方法が理解できる図示方法に基づいて「フランジ型タワミ軸継手」の図面が作成できる.
10週 軸と軸継手 機械要素「軸と軸継手」の図示方法が理解できる図示方法に基づいて「フランジ型タワミ軸継手」の図面が作成できる.
11週 軸受 「軸受」の種類,呼び番号,図示方法が理解できる図示方法に基づいて「転がり軸受」の図面が作成できる.
12週 軸受 「軸受」の種類,呼び番号,図示方法が理解できる図示方法に基づいて「転がり軸受」の図面が作成できる.
13週 軸受 「軸受」の種類,呼び番号,図示方法が理解できる図示方法に基づいて「転がり軸受」の図面が作成できる.
14週 軸受 「軸受」の種類,呼び番号,図示方法が理解できる図示方法に基づいて「転がり軸受」の図面が作成できる.
15週 軸受 「軸受」の種類,呼び番号,図示方法が理解できる図示方法に基づいて「転がり軸受」の図面が作成できる.
16週 歯車 「歯車」の種類,図示方法が理解できる.図示方法
に基づいて「平歯車」の図面が作成できる.
後期
3rdQ
1週 歯車 「歯車」の種類,図示方法が理解できる.図示方法
に基づいて「平歯車」の図面が作成できる.
2週 歯車 「歯車」の種類,図示方法が理解できる.図示方法
に基づいて「平歯車」の図面が作成できる.
3週 歯車 「歯車」の種類,図示方法が理解できる.図示方法
に基づいて「平歯車」の図面が作成できる.
4週 プーリー・スプロケット 「プーリー・スプロケット」の種類,呼び番号,図示方法を理
解し,図示方法に基づいて「Vプーリー」の図面が作成で
きる.
5週 プーリー・スプロケット 「プーリー・スプロケット」の種類,呼び番号,図示方法を理
解し,図示方法に基づいて「Vプーリー」の図面が作成で
きる.
6週 プーリー・スプロケット 「プーリー・スプロケット」の種類,呼び番号,図示方法を理
解し,図示方法に基づいて「Vプーリー」の図面が作成で
きる.
7週 プーリー・スプロケット 「プーリー・スプロケット」の種類,呼び番号,図示方法を理
解し,図示方法に基づいて「Vプーリー」の図面が作成で
きる.
8週 プーリー・スプロケット 「プーリー・スプロケット」の種類,呼び番号,図示方法を理
解し,図示方法に基づいて「Vプーリー」の図面が作成で
きる.
4thQ
9週 ばね 「ばね」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に
基づいてばねを利用した製品の作図ができる.
10週 ばね 「ばね」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に
基づいてばねを利用した製品の作図ができる.
11週 ばね 「ばね」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に
基づいてばねを利用した製品の作図ができる.
12週 ばね 「ばね」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に
基づいてばねを利用した製品の作図ができる.
13週 ばね 「ばね」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に
基づいてばねを利用した製品の作図ができる.
14週 ばね 「ばね」の種類,図示方法が理解できる.図示方法に
基づいてばねを利用した製品の作図ができる.
15週 3DCAD演習 SolidWorksを利用した3DのCAD図面を作成できる.
16週 3DCAD演習 SolidWorksを利用した3DのCAD図面を作成できる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図物体の投影図を正確にかくことができる。4
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。4
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。4
部品のスケッチ図を書くことができる。4
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。4
ボルト・ナット、軸継手、軸受、歯車などの機械要素の図面を作成できる。4

評価割合

課題製図演習への取組姿勢合計
総合評価割合80200000100
80200000100
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