到達目標
旋盤作業によるネジ軸加工ができ,CNCプログラムについても理解ができる.
立てフライス盤によるエンドミル加工ができ,NCプログラムについても理解できる.
ガス切断および突合せ溶接ができ,その他の各種溶接法についても理解できる.
鍛造造形,熱処理,鋳造造形ができ,塑性加工や射出成型についても理解できる.
【教育目標】D
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
旋盤作業ができる. | 目標とする寸法に比較的近いネジ軸加工ができると共に,CNC旋盤におけるプログラム作成手順がわかる. | ネジ軸加工ができると共に,CNC旋盤におけるプログラムの概略がわかる. | ネジ軸加工ができない.CNC旋盤におけるプログラムの概略を理解できない. |
フライス盤作業ができる. | エンドミル加工・NCフライス盤による溝加工において,比較的目標に近い形状に製品を仕上げることができる. | エンドミル加工・NCフライス盤による溝加工に関して,基本的な操作ができる. | エンドミル加工・NCフライス盤による溝加工ができない. |
溶接作業ができる. | 突合せ溶接において,比較的高強度な溶接ができると共に,TIG溶接やMAG溶接などがわかる. | 突合せ溶接作業ができると共に,TIG溶接やMAG溶接などの概略がわかる. | 突合せ溶接作業ができない.TIG溶接やMAG溶接の概略がわからない. |
鍛造・鋳造作業ができる. | 鋳造・鍛造による製品の出来栄えに及ぼす影響因子を理解した上で,基本的な作業ができる. | 鋳造・鍛造に関して,基本的な作業ができる. | 鋳造・鍛造に関して,基本的な作業ができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ものづくり実験実習Mで習得した基本操作技術を基に,さらに機械工作実習では,機械加工の自動化技術も習得する.
授業の進め方・方法:
四つの実習テーマを各6週にわたって行います.各テーマで報告書を作成して,提出してもらいます.
注意点:
(1)事故防止のため,保護具・実習作業服は正しく着用すること.
(2)集中して取り組むこと.
(3)報告書は指定された期限までに必ず提出すること.
【事前学習】
教科書の実習テーマに対応する部分を事前に読んで,理解しておくこと.
【評価方法・評価基準】
取り組み(20%),製品の出来栄え(40%),報告書(40%)で評価する.(1)機械工作に関する基本的な方法や現象の考察能力,(2)事故防止のための安全作業に関する理解の程度を評価する.総合成績60点以上を単位修得とする.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
切削工具の説明,ネジ軸加工の説明,ネジ軸加工 |
旋盤によるネジ軸加工ができる.
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2週 |
切削工具の説明,ネジ軸加工の説明,ネジ軸加工 |
旋盤によるネジ軸加工ができる.
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3週 |
切削工具の説明,ネジ軸加工の説明,ネジ軸加工 |
旋盤によるネジ軸加工ができる.
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4週 |
切削工具の説明,ネジ軸加工の説明,ネジ軸加工 |
旋盤によるネジ軸加工ができる.
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5週 |
CNC旋盤の説明,CNC旋盤によるプログラミングと加工
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CNC旋盤におけるプログラム作成手順について理解できる.
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6週 |
CNC旋盤の説明,CNC旋盤によるプログラミングと加工 |
CNC旋盤におけるプログラム作成手順について理解できる.
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7週 |
立てフライス盤による加工 |
立てフライス盤によるエンドミル加工ができる.
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8週 |
報告書作成のための準備 |
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2ndQ |
9週 |
立てフライス盤による加工 |
立てフライス盤によるエンドミル加工ができる.
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10週 |
NCフライス盤による加工 |
NCプログラムが理解できる.
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11週 |
NCフライス盤による加工 |
NCフライス盤の基本操作が理解できる.
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12週 |
NCフライス盤による加工 |
NCフライス盤による溝加工ができる.
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13週 |
平面研削加工の説明 |
平面研削加工について理解できる.
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14週 |
報告書作成 |
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15週 |
まとめ |
これまでの実習内容を振り返り,応用について考えることができる.
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
溶接の概要説明、ガス切断 |
ガス切断ができる.
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2週 |
ガス溶接(突き合わせ溶接) |
突き合わせ溶接ができる.
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3週 |
TIG溶接の説明 |
TIG溶接が理解できる.
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4週 |
MAG溶接の説明 |
MAG溶接が理解できる.
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5週 |
溶接部の評価(引張試験) |
溶接強度が理解できる.
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6週 |
レーザ加工の説明および切断加工 |
レーザ加工が理解できる.
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7週 |
塑性加工(鍛造、プレス)の概要説明 |
塑性加工が理解できる.
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8週 |
報告書作成のための準備 |
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4thQ |
9週 |
ポンチ製作 |
鍛造造形ができる.
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10週 |
ポンチの熱処理(焼入れ、焼戻し) |
熱処理ができる.
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11週 |
鋳造における概要説明および諸注意 |
鋳造造形が理解できる.
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12週 |
鋳造造形および溶解鋳込み |
鋳造造形ができる.
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13週 |
射出成型機における成型加工 |
射出成型が理解できる.
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14週 |
報告書作成 |
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15週 |
まとめ |
これまでの実習内容を振り返り,応用について考えることができる.
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | アーク溶接の原理を理解し、アーク溶接機、アーク溶接器具、アーク溶接棒の扱い方を理解し、実践できる。 | 4 | |
アーク溶接の基本作業ができる。 | 4 | |
旋盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 4 | |
旋盤の基本操作を習得し、外丸削り、端面削り、段付削り、ねじ切り、テ―パ削り、穴あけ、中ぐりなどの作業ができる。 | 4 | |
フライス盤主要部の構造と機能を説明できる。 | 4 | |
フライス盤の基本操作を習得し、平面削りや側面削りなどの作業ができる。 | 4 | |
ボール盤の基本操作を習得し、穴あけなどの作業ができる。 | 4 | |
NC工作機械の特徴と種類、制御の原理、NCの方式、プログラミングの流れを説明できる。 | 4 | |
少なくとも一つのNC工作機械について、各部の名称と機能、作業の基本的な流れと操作を理解し、プログラミングと基本作業ができる。 | 4 | |
評価割合
| 取り組み | 製品の出来栄え | 報告書 | 合計 |
総合評価割合 | 20 | 40 | 40 | 100 |
旋盤作業 | 5 | 10 | 10 | 25 |
フライス盤作業 | 5 | 10 | 10 | 25 |
溶接作業 | 5 | 10 | 10 | 25 |
鍛造・鋳造作業 | 5 | 10 | 10 | 25 |