機械システム設計実習

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 機械システム設計実習
科目番号 0011 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(機械・知能系) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 機構学~機械の仕組みと運動
担当教員 藤原 康宣,八戸 俊貴

到達目標

・3D-CADの基本的な使用方法を習得する.
・3D-CADを使用してロボットの設計し,開発することができる.
・設計開発したロボットについて,報告書および口頭発表で説明することができる.
【教育目標】 (C) (D)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
3D-CAD3D-CADを活用して機構設計を行う事ができる.3D-CADを使用しモデリングを行う事ができる.3D-CADを使用することができない.
ロボットの設計・開発3D-CADを活用してロボットを設計・開発することができる.3D-CADを活用してロボットを設計することができる.3D-CADを活用してロボットを設計することができない.
まとめ開発したロボットについて報告書,発表資料としてまとめ,発表を行う事ができる.開発したロボットについて報告書,発表資料としてまとめることができる.開発したロボットについて報告書,発表資料としてまとめることができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
2名で構成されるチームごとにロボットの設計・製作を行い,トーナメント形式のコンテストで開発したロボットの性能評価を行う.企画,設計,加工,組立,評価,発表,報告書作成という機械設計の一連の作業を行うことにより,機械設計能力の習得と向上を目的とする.設計には3D-CADを使用するが,その基本操作の習得もこの授業の目的の一つである.
授業の進め方・方法:
・これまでに学んだ機械工学の専門知識の全てを必要とする.
・3D-CADをふんだんに活用するので,その操作にも習熟すること.
・授業内容のほとんどが学生自身で行う作業になるので,積極的に取り組むこと.
・開発したロボットは『機械システム制御実習』でも使用するので,大切に扱うこと.
注意点:
【事前学習】
・3D-CADの復習をしておくこと.
・チームで事前に話し合いをしておくこと.
【評価方法・評価基準】
・製作物(40%),報告書(40%),発表(20%)で評価する.
・60点以上で合格とするが,上記項目のうち一つでも未提出のものがあれば,不合格とする.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 3D-CADの基本的操作 3D-CADの基本操作を行うことができる.
3週 3D-CADの基本的操作 3D-CADの基本操作を行うことができる.
4週 3D-CADの基本的操作 3D-CADの基本操作を行うことができる.
5週 3D-CADの基本的操作 3D-CADの基本操作を行うことができる.
6週 3D-CADによるロボットの設計 3D-CADを使用して,ロボットの設計を行うことができる.
7週 3D-CADによるロボットの設計 3D-CADを使用して,ロボットの設計を行うことができる.
8週 3D-CADによるロボットの設計 3D-CADを使用して,ロボットの設計を行うことができる.
2ndQ
9週 3D-CADによるロボットの設計 3D-CADを使用して,ロボットの設計を行うことができる.
10週 3D-CADによるロボットの設計 3D-CADを使用して,ロボットの設計を行うことができる.
11週 ロボットの製作 ロボットを開発することできる.
12週 ロボットの製作 ロボットを開発することできる.
13週 ロボットの製作 ロボットを開発することできる.
14週 ロボットの製作 ロボットを開発することできる.
15週 ロボットの製作 ロボットを開発することできる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。4
歯車減速装置、手巻きウインチ、渦巻きポンプ、ねじジャッキなどを題材に、その主要部の設計および製図ができる。4
機械設計標準規格を機械設計に適用できる。4

評価割合

製作物報告書発表合計
総合評価割合404020100
専門的能力20201050
分野横断的能力20201050