分野展開セミナー

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 分野展開セミナー
科目番号 0014 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 未来創造工学科(機械・知能系) 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 自作資料を利用します。
担当教員 若嶋 振一郎

到達目標

①所属する系の基礎知識を活用し説明するための基本技法を身に着ける。
②深い洞察・考察に基づきに「新しい機械」を自ら考えだして分野展開をはかるための様々な知識・技術について考察・修得する。
③機械系についての「セキュリティ」について学ぶ。

【教育目標】

【キーワード】
レポート作成技法、ロジカルシンキング、安全設計、品質管理、セキュリティ

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
機械・知能系のレポート作成基礎知識・技術これまでに修得した機械・知能系のレポート作成に関する知識・技術を十分に活用できる。これまでに修得した機械・知能系のレポート作成に関する知識・技術を活用できる。これまでに修得した機械・知能系のレポート作成に関する知識・技術を活用できない。
ロジカルシンキング・アイデア出し設定テーマに関して、他の系の知識・技術との関わりを自ら調査するとともに、論理的な思考に基づきアイデア出しができる。設定テーマに関して、他の系の知識・技術との関わりを自ら調査するとともに、論理的な思考に基づくアイデア出しの重要性を理解している。設定テーマに関して、他の系の知識・技術との関わりを自ら調査するとともに、論理的な思考やアイデア出しができない。
安全設計・品質管理・法規・セキュリティ安全設計・品質管理・法規・セキュリティについて十分な知識が身についている安全設計・品質管理・法規・セキュリティについて一定の知識が身についている安全設計・品質管理・法規・セキュリティについて十分な知識が身についていない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
エンジニアに必要なレポート作成技法について実践的に学ぶ。
次いで、エンジニアのアイデアを展開させるアイデア出し、ロジカルシンキングについて技術を学ぶ。
さらに、設計等において必要な安全設計や品質管理の考え方、法規やセキュリティに関する知識についても学ぶ。
授業の進め方・方法:
座学的な講習に加え、与えられたテーマに関するインターネットや文献での調査,実験などにより,各自設定したテーマを探究し,その成果をまとめる。
注意点:
成績評価は3回の報告書100%とする。別途指定する期日までに各々を提出すること。
個々のテーマ設定、評価の観点については授業中に説明する。
前期に習ったプレゼンテーション技法についても活用することが望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 授業目的を理解し、学修内容やスケジュール等について把握できる
2週 レポート作成技法1 エンジニアに必要な日本語表現について学ぶ
3週 レポート作成技法2 グラフの作成方法について学ぶ
4週 レポート作成技法3 表の作成方法について学ぶ
5週 レポート作成技法4 報告書・実験書等の全体的なまとめ方について学ぶ
6週 ロジカルシンキング技法1 ロジカルな思考方法について学ぶ
7週 ロジカルシンキング技法2 ロジカルな思考方法について学ぶ
8週 アイデア出し技法1 アイデアソンの方法について学ぶ
4thQ
9週 アイデア出し技法2 アイデアソンの方法について学ぶ
10週 アイデア出し技法3 アイデアソンの方法について学ぶ
11週 安全設計・品質管理1 システム安全の考え方や、安全設計の考え方について学ぶ
12週 安全設計・品質管理2 品質管理の考え方・手法の基礎について学び、安全設計との関わりについて把握する
13週 法規・セキュリティ 安全等に関わる機械系関連の法律・法規について概観するとともに、機械系のセキュリティについて考察する。
14週 分野選択説明会(分野紹介) 4年進級時の分野選択のための説明を理解できる。
15週 まとめ 授業目的を振り返り、修得した内容を確認する
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

報告書合計
総合評価割合100100
課題レポート14040
課題レポート24040
課題レポート32020