概要:
工学実験は, 実学重視の高専教育の中心的な役割を果たす科目である。
今までに講義で学んだ基礎理論を実験で確かめ, 理解を深める。
また, 実験レポートの書き方を習得し, 考察力を高めるとともに, レポート提出に際して日限意識をつけさせる。
授業の進め方・方法:
「授業項目」に対応する教科書の内容を事前に読んでおくこと。実験テーマは多岐にわたるので, 関連する事項について教科書や参考書等で予習と復習を十分しておくことが必要である。予習レポートは実験前に必ず提出すること。
注意点:
報告書で(100%)評価するが, 報告書の提出遅れ等がある場合1通につき最大20%減点することがある。詳細は第1回目の授業で告知する。
各テーマの動作特性と原理の理解度や考察力を中心に評価する。
総合成績60点以上を単位修得とする。報告書未提出の場合, 不合格点とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理実験 | 物理実験 | 光に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | 後2,後3 |
工学基礎 | 工学実験技術 | 工学実験技術 | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12,後15 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12,後15 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12,後15 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12,後15 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12,後15 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後9,後10,後11,後12,後15 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後9,後10,後11,後12,後15 |