到達目標
エプスタイン装置による鉄損測定、PCによる電子状態の計算、マイクロ波導波管回路、アナログ変復調回路の実験を通して、電気電子専門科目の理解を深めることを目的とする。
【教育目標】D、E 【学習・教育到達目標】D-1、E-2
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
エプスタイン装置による鉄損測定 | エプスタイン装置による鉄損測定の測定法を理解し、測定値に対する考察ができる。 | エプスタイン装置による鉄損測定方法を理解できる。 | エプスタイン装置による鉄損測定方法が理解できない。 |
PCによる電子状態の計算 | PCによる電子状態の計算方法と結果を理解し、結果に対する考察ができる。 | PCによる電子状態の計算方法を理解できる。 | PCによる電子状態の計算が理解できない。 |
マイクロ波の実験 | マイクロ波回路の使用法と測定法を理解し、測定値に対する考察ができる。 | マイクロ波回路の使用法と測定法を理解できる。 | マイクロ波回路の使用法と測定法を説明できない。 |
アナログ変復調の実験 | アナログ変復調の測定法を修得し、考察や応用ができる。 | アナログ変復調の測定法を理解できる。 | アナログ変復調の測定法を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
エプスタイン装置による鉄損測定、PCによる電子状態の計算、マイクロ波導波管回路、アナログ変復調回路の概要を理解する。
授業の進め方・方法:
報告書では実験で得られた結果に対して、オリジナリティの高い考察をまとめること。
注意点:
【事前学習】
実験を円滑かつ安全に行うため、実験指導書を予め熟読し、不明な箇所は文献等で調べ、予習報告書を実験開始前に提出すること。
【評価方法・評価基準】
実験装置の取扱い、装置の特性を測定する際のデータの取扱いと理解度、報告書の実験データを整理分析しまとめる能力の程度を評価する。
報告書で(100%)評価するが、報告書の提出遅れ等がある場合1通につき最大20%減点することがある。詳細は第1週のガイダンスで告知する。
総合評価60点以上を単位修得とする。なお、全テーマの報告書が提出されなければ単位は認定しない。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
各実験テーマの概要について理解する。
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2週 |
エプスタイン装置による磁気鋼板の鉄損測定(1週) |
B-H曲線と鉄損の概念を理解し、測定ができる。
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3週 |
エプスタイン装置による磁気鋼板の鉄損測定(2週) |
B-H曲線と鉄損の概念を理解し、測定ができる。
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4週 |
エプスタイン装置による磁気鋼板の鉄損測定(3週) まとめと報告書作成作業 |
報告書を適切にまとめることができる。
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5週 |
PCによる電子状態の計算(1週) 計算サーバーの使用方法および情報セキュリティについて |
計算サーバーの使用方法や必要な情報セキュリティについて理解できる。
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6週 |
PCによる電子状態計算(2週) 電子状態密度(DOS)およびエネルギーバンドの計算 |
電子状態密度およびエネルギーバンドの計算を理解できる。
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7週 |
PCによる電子状態計算(3週) まとめと報告書作成作業 |
報告書を適切にまとめることができる。
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8週 |
マイクロ波の実験(1週) マイクロ波回路とホーンアンテナ特性 |
導波管等のマイクロ波立体回路の使用法を理解できる。
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2ndQ |
9週 |
マイクロ波の実験(2週) 定在波の測定、管内波長と位相速度の測定 |
定在波、導波管の管内波長と位相速度を理解できる。
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10週 |
マイクロ波の実験(3週) まとめと報告書作成作業 |
報告書を適切にまとめることができる。
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11週 |
アナログ変復調の実験(1週) AM変調器、AM復調器の特性測定 |
AM変復調器の動作、信号波形、スペクトラムを理解できる。
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12週 |
アナログ変復調の実験(2週) FM変調器、FM復調器の特性測定 |
FM変復調器の動作、信号波形、スペクトラムを理解できる。
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13週 |
アナログ変復調の実験(3週) まとめと報告書作成作業 |
報告書を適切にまとめることができる。
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14週 |
報告書作成指導 |
報告書を適切にまとめることができる。
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15週 |
まとめ |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電子回路 | 変調・復調回路の特性、動作原理を説明できる。 | 4 | |
計測 | オシロスコープの動作原理を説明できる。 | 4 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 4 | |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | |
評価割合
| 報告書 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |