次の各実験を実施して,電気電子専門科目の理解を深めることを目的とする:電磁鋼板を用いたB-H曲線の測定、太陽電池の諸特性,電子状態および電気伝導特性の数値計算、アーク溶解及びラマン分光の実験、ホール効果の実験,FPGAの実験。
【教育目標】D、E 【学習・教育到達目標】D-1、E-2
概要:
電磁鋼板を用いたB-H曲線の測定、太陽電池の諸特性,電子状態および電気伝導特性の数値計算、アーク溶解及びラマン分光の実験、ホール効果の実験,FPGAの実験
授業の進め方・方法:
報告書では実験で得られた結果に対して、オリジナリティの高い考察をまとめること。
注意点:
【事前学習】
実験を円滑かつ安全に行うため、実験指導書を予め熟読し、不明な箇所は文献等で調べ、予習報告書を実験開始前に提出すること。
【評価方法・評価基準】
実験装置の取扱い、装置の特性を測定する際のデータの取扱いと理解度、報告書の実験データを整理分析しまとめる能力の程度を評価する。
報告書で(100%)評価するが、報告書の提出遅れ等がある場合1通につき最大20%減点することがある。詳細は第1週のガイダンスで告知する。
総合評価60点以上を単位修得とする。なお、全テーマの報告書が提出されなければ単位は認定しない。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス |
各実験テーマの概要について理解する。
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2週 |
電磁鋼板を用いたB-H曲線の測定,太陽電池の諸特性(1週) |
電磁鋼板の磁化特性や太陽電池の特性やその測定方法を理解できる。
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3週 |
電磁鋼板を用いたB-H曲線の測定,太陽電池の諸特性(2週) |
電磁鋼板の磁化特性や太陽電池の特性やその測定方法を理解できる。
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4週 |
電磁鋼板を用いたB-H曲線の測定,太陽電池の諸特性(3週) まとめと報告書作成作業 |
報告書を適切にまとめることができる。
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5週 |
電子状態および電気伝導特性の数値計算(1週)
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電子状態および電気伝導特性の数値計算方法を理解できる。
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6週 |
電子状態および電気伝導特性の数値計算(2週) |
電子状態および電気伝導特性の数値計算方法を理解できる。
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7週 |
電子状態および電気伝導特性の数値計算(3週) まとめと報告書作成作業 |
報告書を適切にまとめることができる。
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8週 |
アーク溶解及びラマン分光の実験、ホール効果の実験(1週) |
ラマン分光およびホール効果の測定法を理解できる。
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2ndQ |
9週 |
アーク溶解及びラマン分光の実験、ホール効果の実験験(2週) |
ラマン分光およびホール効果の測定法を理解できる。
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10週 |
アーク溶解及びラマン分光の実験、ホール効果の実験(3週) まとめと報告書作成作業 |
報告書を適切にまとめることができる。
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11週 |
FPGAの実験(1週)
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FPGAを用いたディジタル回路の設計及び動作確認の方法を理解できる。
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12週 |
FPGAの実験(2週)
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FPGAを用いたディジタル回路の設計及び動作確認の方法を理解できる。
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13週 |
FPGAの実験(3週) まとめと報告書作成作業 |
報告書を適切にまとめることができる。
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14週 |
報告書作成指導 |
報告書を適切にまとめることができる。
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15週 |
まとめ |
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電子回路 | 変調・復調回路の特性、動作原理を説明できる。 | 4 | 前11,前12,前13 |
計測 | オシロスコープの動作原理を説明できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前8,前9,前10,前11,前12,前13 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 4 | |