地域創造学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 地域創造学
科目番号 0053 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 未来創造工学科(電気・電子系) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント教材
担当教員 明石 尚之

到達目標

①課題を設定できる。
②課題解決手法などを理解し、課題解決ができる。
③課題解決案など自分たちの考えを他者に伝えることができる。

【教育目標】C,D,E

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①課題を設定できる。課題を的確に設定できる。課題を設定できる。課題を設定できない。
②課題解決手法などを理解し、課 題解決ができる。課題解決手法などを理解し、課題 解決がよくできる。課題解決手法などを理解し,課題ができる。課題解決手法などを理解できず、課題解決ができない。
④課題解決案など自分たちの考えを他者に伝えることができる。課題解決案など自分たちの考えを他者に的確に伝えることができる。課題解決案など自分たちの考えを他者に伝えることができる。課題解決案など自分たちの考えを他者に伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
教員と一関市職員のチームティーチングにより、自主性、考える力、問題解決能力を養う。地域の現状を知りその課題等を理解する。また、地域課題の解決策と新規事業の立ち上げを考えることにより問題解決能力、創造性の育成を目標とする。
授業の進め方・方法:
グループ活動おいては、リーダー、サブリーダー等役割分担を明確にすること。
注意点:
「授業内容・方法」に対応する内容を事前に確認しておくこと。また、前回の授業部分を確認して次の作業に当たること。地域課題においては、与えられた課題に対して討論、まとめ、発表まで班(グループ)毎に行う。グループ活動においては、リーダー、サブリーダー、記録係等役割分担をして進めること。
【評価方法・基準 】
提出物(発表資料、報告書)100%で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。総合成績60点以上を単位修得とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
地域課題の背景理解
地域における課題の背景を理解することができる。
2週 課題への取り組み① 自ら課題に対する分析ができる。グループ内で役割を分担しながら、自主的に活動できる。
3週 課題への取り組み② 自ら課題に対する分析ができる。グループ内で役割を分担しながら、自主的に活動できる。
4週 課題への取り組み③ 自ら課題に対する分析ができる。グループ内で役割を分担しながら、自主的に活動できる。
5週 課題への取り組み④ 自ら課題に対する分析ができる。グループ内で役割を分担しながら、自主的に活動できる。
6週 成果報告会の準備 論理的でわかりやすいプレゼンテーションに整理することができる。
7週 成果報告会
論理的でわかりやすくプレゼンテーションができる。
8週 起業に関するガイダンス
起業の概要を理解することができる。
4thQ
9週 事業内容の方向性 事業内容の基本的な方向性を明確にすることができる。
10週 環境の分析 「顧客」「競合」「自社」の3つの切り口で事業を分析することができる。
11週 事業領域の設定 「強み・弱み・機会・脅威」の4象限に展開し、「強み・機会」の象限で「誰に・何を・どのように」提供するか考えることができる。
12週 市場の特定領域の絞り込み 市場の特定領域を絞り込み、そこでの自社の位置づけを明確にすることができる。
13週 成果報告会の準備 論理的でわかりやすいプレゼンテーションに整理することができる。
14週 成果報告会(前半)
論理的でわかりやすくプレゼンテーションができる。
15週 成果報告会(後半)
論理的でわかりやすくプレゼンテーションができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。2
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。2
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。2
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。2
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力0000000
専門的能力00000100100
分野横断的能力0000000