概要:
プログラミング・情報処理の内容を更に進め,C言語を用いた制御情報工学分野のためのプログラミング及び,情報処理のより実践的な技術を身につける。
授業の進め方・方法:
プログラミングの技術力向上のためには多くの演習問題を解く必要がある.したがって,本講義では多くの演習を行いながら進め,最後にまとめとしてグループによるプログラム制作演習をしてもらう.また、ほぼ毎週課題を課すので提出日を守って提出すること。
注意点:
注意点】本授業では、多くの課題が課されるが、それらは全て以下の評価基準に含まれていることに注意すること。
【事前学習】教科書をよく読み2年生までの学習内容を理解してから望むこと.
【評価法・評価基準】試験結果(60%)、課題(40%)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。
期末試験と作品制作によりC言語によるプログラミングの基礎の理解の程度を評価する。ただし,演習時間を多く取っているため授業態度の著しく悪いものや課題の未提出が25%を超えたものについては評価対象としないものとする。
総合成績60点以上を単位修得とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業に関するガイダンス |
開発環境や授業の進め方について理解できる.
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2週 |
C言語基本事項の復習(1) |
プログラミング、及び情報処理の内容復習のための演習プログラム作成ができる.
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3週 |
C言語基本事項の復習(2) |
プログラミング、及び情報処理の内容復習のための演習プログラム作成ができる.
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4週 |
関数とライブラリ(1) |
C言語標準ライブラリ等の様々な関数ライブラリの使い方を理解できる.
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5週 |
関数とライブラリ(2) |
C言語標準ライブラリ等の様々な関数ライブラリの使い方を理解できる.
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6週 |
応用プログラミング演習(1) |
様々なライブラリ関数を使った実践的なプログラムを作成できる.
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7週 |
応用プログラミング演習(2) |
様々なライブラリ関数を使った実践的なプログラムを作成できる.
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
ポインタの応用 |
ポインタを使った、メモリ操作やアクセスの仕組みについて理解できる.
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10週 |
応用プログラミング演習(3) |
ポインタの仕組みについて理解し、ポインタを使った実践的なプログラムを作成できる.
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11週 |
構造体,基本的なデータ構造(1) |
C言語でよく利用される基本的なデータ構造について理解できる.
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12週 |
構造体,基本的なデータ構造(2) |
C言語でよく利用される基本的なデータ構造について理解できる.
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13週 |
応用プログラミング演習(4) |
基本的なデータ構造を使ったプログラムが作成できる.
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14週 |
応用プログラミング演習(5) |
基本的なデータ構造を使ったプログラムが作成できる.
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
前期のまとめ |
期末試験の解答・まとめを自己確認できる.
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後期 |
3rdQ |
1週 |
C言語の仕組み(コンパイラ,プリプロセッサ等) |
コンパイラやプリプロセッサなどの仕組みが理解できる.
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2週 |
C言語の仕組み(コンパイラ,プリプロセッサ等)2 |
コンパイラやプリプロセッサなどの仕組みが理解できる.
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3週 |
応用プログラミング演習(6) |
外部ライブラリやプリプロセッサを利用した応用的なプログラムが作成できる.
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4週 |
構造化プログラミング(関数応用,再帰処理等)1 |
関数の高度な使い方や再帰処理について理解できる.
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5週 |
構造化プログラミング(関数応用,再帰処理等)2 |
関数の高度な使い方や再帰処理について理解できる.
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6週 |
応用プログラミング演習(7) |
これまでの学習内容を使った総合的なプログラム作成ができる.
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7週 |
応用プログラミング演習(8) |
これまでの学習内容を使った総合的なプログラム作成ができる.
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)1 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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10週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)2 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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11週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)3 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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12週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)4 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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13週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)5 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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14週 |
制作物のプレゼンテーション |
課題制作物についてのプレゼンテーションが出来る.
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
後期のまとめ |
期末試験の解答・まとめを自己確認できる.
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 3 | |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 3 | |
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。 | 3 | |
時間計算量によってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。 | 3 | |
領域計算量などによってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。 | 3 | |
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 3 | |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。 | 3 | |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造を実装することができる。 | 3 | |
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 3 | |
計算機工学 | 基本的な論理演算を行うことができる。 | 3 | |
基本的な論理演算を組合わせて、論理関数を論理式として表現できる。 | 3 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 4 | |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 4 | |
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 4 | |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 4 | |
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 4 | |
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。 | 4 | |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 4 | |