概要:
プログラミング・情報処理の内容を更に進め,C言語を用いたプログラミング及び,情報処理のより実践的な技術を身につける。
授業の進め方・方法:
プログラミングの技術力向上のためには多くの演習問題を解く必要がある.したがって,本講義では多くの演習を行いながら進め,最後にまとめとしてグループによるプログラム制作演習をしてもらう.また、ほぼ毎週課題を課すので提出日を守って提出すること。
注意点:
注意点】本授業では、多くの課題が課されるが、それらは全て以下の評価基準に含まれていることに注意すること。
【事前学習】moodleの該当箇所をよく読み学習内容を理解してから望むこと.
【評価法・評価基準】
・前期については、以下の通りとする:
課題(80%)、小テスト(20%)で評価する。
・後期については以下の通りとする:
中間試験(40%)、課題(20%)、制作プログラム等(20%)、制作資料(10%)、相互評価平均(10%)で評価する。
期末試験と作品制作によりC言語によるプログラミングの基礎の理解の程度を評価する。ただし,演習時間を多く取っているため授業態度の著しく悪いものや課題の未提出が25%を超えたものについては評価対象としないものとする。
・総合成績=(前期成績+後期成績)÷2
なお、前期と後期を総合した、総合成績60点以上を単位修得とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
基本図形(直線、円、四角)を描く 基本図形 |
基本図形(直線、円、四角)を描ける
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2週 |
円を動かす(トラックバーを使う) 円・四角形を自由に動かす 課題 |
円を動かす(トラックバーを使う)ことができる
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3週 |
座標系を決める(原点、レンジ、描画点数を決める) グリッドを描く、目盛りを打つ |
座標系を決める(原点、レンジ、描画点数を決める)ことができる
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4週 |
グラフの縦軸の倍率を変える グリッドと目盛拡張 |
グラフの縦軸の倍率を変えることができる
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5週 |
カラーテーブルを作る(3原色混合) |
カラーテーブルを作る(3原色混合)ことができる
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6週 |
数学 2次関数を描く 2次方程式のグラフ |
数学 2次関数を描くことができる
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7週 |
数学 3次関数を描く 3次方程式のグラフ |
数学 3次関数を描くことができる
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
答案返却・解説 数学 三角関数を描く |
数学 三角関数を描くことができる
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10週 |
数学 確率密度関数を描く |
数学 確率密度関数を描くことができる
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11週 |
数学 らせんを描く |
数学 らせんを描くことができる
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12週 |
数学 回転行列を描く |
数学 回転行列を描くことができる
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13週 |
数学 リサージュを描く |
数学 リサージュを描くことができる
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14週 |
物理 バウンドボールを描く |
物理 バウンドボールを描くことができる
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15週 |
物理 モンキーハンティングを描く |
物理 モンキーハンティングを描くことができる
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16週 |
期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
配列の応用(入射波) |
配列の応用(入射波)が理解できる.
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2週 |
配列の応用(反射波) |
配列の応用(反射波)が理解できる.
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3週 |
配列の応用(定在波) |
配列の応用(定在波)が理解できる.
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4週 |
微分方程式の応用(振動) |
微分方程式の応用(振動)が理解できる.
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5週 |
微分方程式の応用(減衰振動) |
微分方程式の応用(減衰振動)が理解できる.
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6週 |
再帰処理の応用(IIRフィルタ)1 |
再帰処理の応用(IIRフィルタ)1が理解できる.
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7週 |
再帰処理の応用(IIRフィルタ)2 |
再帰処理の応用(IIRフィルタ)2が理解できる.
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8週 |
まとめ |
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4thQ |
9週 |
中間試験 |
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10週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)1 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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11週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)2 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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12週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)3 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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13週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)4 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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14週 |
プログラム開発過程、プログラム作成演習(グループに分かれこれまでの学習内容を用いてプログラムの設計,実装,評価の演習を行う)5 |
プログラム開発過程について理解し、これまで学習してきたことを用いた応用的プログラムの作成ができる.
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15週 |
制作物のプレゼンテーション |
課題制作物についてのプレゼンテーションが出来る.
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16週 |
後期のまとめ |
期末試験の解答・まとめを自己確認できる.
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 3 | |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 3 | |
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。 | 3 | |
時間計算量によってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。 | 3 | |
領域計算量などによってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。 | 3 | |
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 3 | |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 3 | |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。 | 3 | |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造を実装することができる。 | 3 | |
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 3 | |
計算機工学 | 基本的な論理演算を行うことができる。 | 3 | |
基本的な論理演算を組合わせて、論理関数を論理式として表現できる。 | 3 | |
分野別の工学実験・実習能力 | 情報系分野【実験・実習能力】 | 情報系【実験・実習】 | 与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。 | 4 | |
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | |
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。 | 4 | |
フローチャートなどを用いて、作成するプログラムの設計図を作成することができる。 | 4 | |
問題を解決するために、与えられたアルゴリズムを用いてソースプログラムを記述し、得られた実行結果を確認できる。 | 4 | |
標準的な開発ツールを用いてプログラミングするための開発環境構築ができる。 | 4 | |
要求仕様にあったソフトウェア(アプリケーション)を構築するために必要なツールや開発環境を構築することができる。 | 4 | |
要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。 | 4 | |