システム製作に関して一連の流れを演習を通して習得する。具体的には(1)課題発掘、(2)解決策立案、(3)要件定義・開発設計、(4)開発計画、(5)企画の発表を通して、システム構築のためのプロジェクトに必要なスキルを習得する。
【教育目標】C, D, E
概要:
システム構築にはコーディングなど技術的なスキルの他に、課題発掘やプロジェクト管理、リスク管理などのスキルも必要となる。これらのスキルを演習を通して習得する。
授業の進め方・方法:
課題の定義からプロジェクト管理、発表をグループワークで進める。プロジェクト管理などの手法について適宜説明する。
注意点:
報告書と発表で評価する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | コンピュータシステム | システム設計には、要求される機能をハードウェアとソフトウェアでどのように実現するかなどの要求の振り分けやシステム構成の決定が含まれることを説明できる。 | 4 | |
ユーザの要求に従ってシステム設計を行うプロセスを説明することができる。 | 4 | |
プロジェクト管理の必要性について説明できる。 | 4 | |
WBSやPERT図など、プロジェクト管理手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 4 | |
ER図やDFD、待ち行列モデルなど、ビジネスフロー分析手法の少なくとも一つについて説明できる。 | 4 | |
情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 2 | |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 2 | |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 2 | |
インターネットの概念を説明できる。 | 2 | |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 2 | |
主要なサーバの構築方法を説明できる。 | 2 | |
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。 | 4 | |
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。 | 2 | |
無線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 2 | |
有線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 2 | |
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。 | 2 | |
基本的なルーティング技術について説明できる。 | 2 | |
基本的なフィルタリング技術について説明できる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |