ディジタル信号処理

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 ディジタル信号処理
科目番号 0039 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(情報・ソフトウェア系) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 豊田 計時

到達目標

①サンプリング定理
②フーリエ級数
③相関係数
④ディジタルフィルタ
⑤終末速度
⑥画像処理
【教育目標】D
【学習・教育到達目標】D-1
【キーワード】サンプリング定理、フーリエ級数、音波、地震波、反射、加速度、終末速度
⑤終末速度

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
サンプリング定理サンプリング定理を利活用できる。サンプリング定理をほぼ利活用できる。サンプリング定理を利活用できない。
フーリエ級数フーリエ級数が利活用できる。フーリエ級数がほぼ利活用できる。フーリエ級数が利活用できない。
相関係数相関係数が利活用できる。相関係数がほぼ利活用できる。相関係数が利活用できない。
ディジタルフィルタディジタルフィルタが利活用できる。ディジタルフィルタがほぼ利活用できる。ディジタルフィルタが利活用できない。
終末速度終末速度が利活用できる。終末速度がほぼ利活用できる。終末速度が利活用できない。
画像処理画像処理が利活用できる。画像処理がほぼ利活用できる。画像処理が利活用できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この科目は、サンプリング定理、フーリエ級数、音波、反射、加速度、終末速度などについて学びます。
授業の進め方・方法:
moodle版電子テキストに従い授業を進める。該当週の内容は閲覧しておくこと。
注意点:
理解を深めるために演習も行う。かならず予習をして、わからない所を明確にして授業に臨むこと。
【事前学習】
前週の復習をしっかりしておくこと。具体的な事前学習の内容については、授業の際に指示する。
【評価方法・評価基準】
試験(80%)課題(20%)で評価する。総合評価は中間と期末の平均とする。サンプリング定理、フーリエ級数、音波、地震波、反射、加速度、終末速度に対する理解の程度を評価する。課題等を課すので自学自習をしてレポート等を提出すること。必要な自学自習時間数相当分のレポート等の未提出が,4分の1を超える場合は低点とする。60点以上を単位修得とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 サンプリング定理 サンプリング定理が理解できる
2週 うなり うなりが理解できる
3週 リサージュ リサージュが理解できる
4週 フーリエ級数 フーリエ級数が理解できる
5週 過渡現象 過渡現象が理解できる
6週 音 相互相関係数 音 相互相関係数が理解できる
7週 正弦波反射 正弦波反射が理解できる
8週 中間試験
4thQ
9週 FIRフィルタ FIRフィルタが理解できる
10週 IIRフィルタ IIRフィルタが理解できる
11週 終末速度 終末速度が理解できる
12週 モンキーハンティング モンキーハンティングが理解できる
13週 画像処理(アフィン変換) 画像処理(アフィン変換転)が理解できる
14週 画像処理(射影変換) 画像処理(射影変換)が理解できる
15週 画像処理(機械学習による検出) 画像処理(機械学習による検出)が理解できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野その他の学習内容メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。4
ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。4
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。4

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
①サンプリング定理15419
②フーリエ級数 15318
③相関係数10313
④ディジタルフィルタ15318
⑤終末速度10313
⑥画像処理15419