センサー工学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 センサー工学
科目番号 0040 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 未来創造工学科(情報・ソフトウェア系) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 豊田 計時

到達目標

①圧力、CO2、O2
②X線、磁気
③音、質量、地震、時間
④加速度、速度
⑤におい、味、温度
【教育目標】D
【学習・教育到達目標】D-1
【キーワード】圧力、音、質量、地震、CO2、O2、X線、におい、温度、加速度、時間、磁気、速度、味

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①圧力、CO2、O2圧力、CO2、O2のセンシング技術が、理解できる。圧力、CO2、O2のセンシング技術が、ほぼ理解できる。圧力、CO2、O2のセンシング技術が理解できない。
②X線、磁気X線、磁気のセンシング技術が、理解できる。X線、磁気のセンシング技術が、ほぼ理解できる。X線、磁気のセンシング技術が、理解できない。
③音、質量、地震、時間音、質量、地震、時間のセンシング技術が、理解できる。音、質量、地震、時間のセンシング技術が、ほぼ理解できる。音、質量、地震、時間のセンシング技術が、理解できない。
④加速度、速度加速度、速度のセンシング技術が、理解できる。加速度、速度のセンシング技術が、ほぼ理解できる。加速度、速度のセンシング技術が、理解できない。
⑤におい、味、温度におい、味、温度のセンシング技術が、理解できる。におい、味、温度のセンシング技術が、ほぼ理解できる。におい、味、温度のセンシング技術が、理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
主なセンシング(圧力、音、質量、地震、CO2、O2、X線、におい、温度、加速度、時間、磁気、速度、味)技術が多方面に利用されている。本講座では、主としてこれらの技術に関する基本的な部分からその応用例を述べ、シミュレーションプログラミングも利用してセンシング技術の習得を目的とする。
授業の進め方・方法:
moodle版電子テキストに従い授業を進める。該当週の内容は閲覧しておくこと。
注意点:
理解を深めるために演習も行う。かならず予習をして、わからない所を明確にして授業に臨むこと。
【事前学習】
前週の復習をしっかりしておくこと。具体的な事前学習の内容については、授業の際に指示する。
【評価方法・評価基準】
前期中間は試験(80%)課題(20%)で評価する。前期期末は試験(80%)課題(20%)で評価する。総合評価は中間と期末の平均とする。論理信号、各種センサーに対する理解の程度を評価する。課題等を課すので自学自習をしてレポート等を提出すること。必要な自学自習時間数相当分のレポート等の未提出が,4分の1を超える場合は低点とする。60点以上を単位修得とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 圧力 圧力センサー 圧力の単位 揚力係数 圧力 圧力センサー 圧力の単位 揚力係数が理解できる
2週 CO2 CO2センサー CO2濃度 CO2 CO2センサー CO2濃度が理解できる
3週 O2 O2センサー O2濃度 O2 O2センサー O2濃度が理解できる
4週 X線 X線センサー 光量子仮説 年間被曝量 CTの原理(2×2の場合) X線 X線センサー 光量子仮説 年間被曝量 CTの原理(2×2の場合)が理解できるできる
5週 磁気 磁気センサー ホール電圧 電子線の偏向(プログラム) 磁気 磁気センサー ホール電圧 電子線の偏向(プログラム)が理解できる
6週 音 音センサー 音速度を測る マイクロホンの感度が理解できる 音 音センサー 音速度を測る マイクロホンの感度が理解できる
7週 質量 質量センサー 宇宙空間で質量mを量る 胴体の重量 質量 質量センサー 宇宙空間で質量mを量る 胴体の重量が理解できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 地震 地震センサー フーリエ振幅 2011_3_11 フーリエ振幅 EW比較 1Hz以下 地震 地震センサー フーリエ振幅 2011_3_11 フーリエ振幅 EW比較 1Hz以下が理解
10週 時間 時間センサー 時計誤差 半減期 リアルタイムとは 光速到達時間 地球上での光の速さ 時間 時間センサー 時計誤差 半減期 リアルタイムとは 光速到達時間 地球上での光の速さが理解できる
11週 加速度 加速度センサー シャトル上昇加速度 スペースシャトルの上昇加速度 GTR_VS_エリーカ_VS_ポルシェ 加速性能 加速度 加速度センサー シャトル上昇加速度 スペースシャトルの上昇加速度 GTR_VS_エリーカ_VS_ポルシェ 加速性能が理解できる
12週 速度 速度センサー 光速到達時間 第一宇宙速度 速度 速度センサー 光速到達時間 第一宇宙速度が理解できる
13週 におい においセンサー においの分解・伝送・再現 食品、化粧品の香り、におい分析 におい においセンサー においの分解・伝送・再現 食品、化粧品の香り、におい分析が理解できる
14週 味 味センサー 味の分解・伝送・再現 人工知能は人間の舌を攻略できるか? 味を感知できる3Dプリント合成舌 味 味センサー 味の分解・伝送・再現 人工知能は人間の舌を攻略できるか? 味を感知できる3Dプリント合成舌が理解できる
15週 温度 温度センサー 蓄熱時間 風呂沸かし時間 温度 温度センサー 蓄熱時間 風呂沸かし時間が理解できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
①圧力、CO2、O216420
②X線、磁気16420
③音、質量、地震、時間16420
④加速度、速度16420
⑤におい、味、温度16420