センサー工学

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 センサー工学
科目番号 0040 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 未来創造工学科(情報・ソフトウェア系) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 阿部 林治

到達目標

①IoT
②センサーの基本
③センシング
④IoT活用事例
⑤センサー技術
【教育目標】D
【学習・教育到達目標】D-1
【キーワード】IoT、画像、超音波、赤外線、可視光、センシング

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
①IoTIoTが、理解できる。IoTが、ほぼ理解できる。IoTが、理解できない。
②センシングセンシングが、理解できる。センシングが、ほぼ理解できる。センシングが、理解できない。
③IoT活用事例IoT活用事例が、理解できる。IoT活用事例が、ほぼ理解できる。IoT活用事例術が、理解できない。
④センサー技術センサー技術が、理解できる。センサー技術が、ほぼ理解できる。センサー技術が、理解できない。

学科の到達目標項目との関係

 教育目標 D 説明 閉じる

教育方法等

概要:
IoTや5Gなどの普及により、様々なセンシング技術が多方面に利用されている。本講座では、主としてこれらの技術に関する基本的な部分からその応用例を述べ、IoTの活用事例を交えてセンシング技術の習得を目的とする。
授業の進め方・方法:
moodle版電子テキストに従い授業を進める。該当週の内容は閲覧しておくこと。
注意点:
理解を深めるために演習も行う。かならず予習をして、わからない所を明確にして授業に臨むこと。
【事前学習】
前週の復習をしっかりしておくこと。具体的な事前学習の内容については、授業の際に指示する。
【評価方法・評価基準】
前期中間は試験(80%)課題(20%)で評価する。前期期末は試験(80%)課題(20%)で評価する。総合評価は中間と期末の平均とする。論理信号、各種センサーに対する理解の程度を評価する。課題等を課すので自学自習をしてレポート等を提出すること。必要な自学自習時間数相当分のレポート等の未提出が,4分の1を超える場合は低点とする。60点以上を単位修得とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
必履修

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本講座において目標とする修得内容を理解する。
二酸化炭素濃度、体温管理を指標としたコロナ対策が理解できる。
2週 IoTを取り巻く現状 IoTを取り巻く現状が、整理できる。
3週 IoT、測定系の概要 IoTや計測時における測定系の概要が理解できる。
4週 センシングの基本と役割(事例) IoTにおけるセンシングの適用事例が理解できるできる。
5週 センシングの基本と役割(概要) IoTにおけるセンシングの基本や役割が理解できるできる。
6週 センシング1 温湿度センサ、超音波センサが理解できる。
7週 センシング2 赤外線センサ、照度センサが理解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 センシング3 慣性センサ、圧力センサの活用事例が理解できる。
10週 IoTの活用事例 IoTの活用事例(医療、生活、農業)が理解できる。
11週 信号処理技術の基礎(前処理) 信号(センサーデータ)の前処理技術が理解できる。
12週 信号処理技術の基礎(本処理) 信号(センサーデータ)の本処理技術が理解できる。
13週 ラズパイによるセンシングの設計 センシング内容を検討&設計できる。
14週 ラズパイによるセンシングの実装 マイコンによるセンシングを実装できる。
15週 期末試験
16週 試験の解説とまとめ 授業で扱った内容について振り返り、理解が足りなかった内容について十分理解が出来る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題合計
総合評価割合8020100
①IoT16420
②センサ-の基本16420
③センシング16420
④IoT活用事例16420
⑤センサー技術16420