データベース

科目基礎情報

学校 一関工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 データベース
科目番号 0064 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 未来創造工学科(情報・ソフトウェア系) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 入門 データベース 植村 俊亮 オーム社
担当教員 宇梶 郁

到達目標

・データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。
・データベース言語を用いて基本的なデータ問い合わせを記述できる。
・データベースの安全性を確保するための技術を説明できる。
【教育目標】C, D

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
データモデル、データベース設計法自力で説明できる他者の助けを借りて、説明できる説明できない
データベース言語自力で記述できる他者の助けを借りて、記述できる記述できない
データベースの安全性自力で説明できる他者の助けを借りて、説明できる説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
多くのコンピュータシステムでは、何らかの情報(データ)を蓄積し、活用している。そのデータを蓄えて活用するためシステムがデータベースと呼ばれ、本科目ではデータベースに関する技術について学習する。
授業の進め方・方法:
主にスライドを使って各項目について説明をする。スライド掲示および課題提出はMoodle上で行う。
注意点:
【事前学習】
事前にテキストの該当する章を読み、自学レポートにまとめること。(スライドを使用する回は自学レポート不要)
また、課題レポートを課す。詳細は第1回目の授業で告知する。
課題等を課すので自学自習をしてレポート等を提出すること。
レポート等の未提出が、必要な自学自習時間数相当分の4分の1以上の場合は低点とする。
【評価方法・評価基準】
レポート課題50%、期末試験50%で評価する。
総合した評価を60%以上、獲得すると単位修得となる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 データベース
テキストの第1章をベースに学習する。
データベース管理システム(DBMS)の概要を理解する。
2週 関係表
テキストの第2章をベースに学習する。
リレーショナルデータベースを理解する。
3週 データベースの代数1
テキストの第3章をベースに学習する。
関係表の演算を理解する。
4週 データベースの代数2
テキストの第3章をベースに学習する。
SQL言語を理解する。
5週 正規化1
テキストの第4章をベースに学習する。
正規化を理解する。
6週 正規化2
テキストの第4章をベースに学習する。
正規化を理解する。
7週 外部スキーマ1
テキストの第5章をベースに学習する。
外部スキーマを理解する。
8週 外部スキーマ2
テキストの第5章をベースに学習する。
外部スキーマを理解する。
2ndQ
9週 内部スキーマ1
テキストの第6章をベースに学習する。
内部スキーマを理解する。
10週 内部スキーマ2
テキストの第6章をベースに学習する。
内部スキーマを理解する。
11週 データベースの安全性
テキストの第7章をベースに学習する。
データベースの安全性を高める技術を理解する。
12週 データベースのセキュリティ
スライドをベースに学習する。
データベースのセキュリティについて理解する。
13週 分散型データベース
スライドをベースに学習する。
分散型データベースについて理解する。
14週 データウェアハウス
スライドをベースに学習する。
データウェアハウスについて理解する。
15週 期末試験
16週 期末試験の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野その他の学習内容データモデル、データベース設計法に関する基本的な概念を説明できる。4
データベース言語を用いて基本的なデータ問合わせを記述できる。4

評価割合

期末試験レポート課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力2020000040
専門的能力3030000060
分野横断的能力0000000