概要:
身の回りの有機物の性質や生命科学の現象を理解するための基礎となる有機化合物の構造とその性質や反応を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は、教科書中心に行うが、演習も随時行う。
注意点:
【事前学習】
ノートの前回の授業部分を復習し、プリントの課題を解いておくこと。
授業内容に対する教科書の内容を事前に読んでおくこと。
【評価方法】
定期試験(50%)、確認テスト(25%)、課題(25%)で評価する。詳細は第1回目の授業で告知する。
定期試験では、上記の反応および有機化合物の合成法などについての理解度を評価する。
総合成績60点以上を単位修得とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | 有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。 | 2 | 後1 |
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。 | 2 | 後2,後3,後4 |
σ結合とπ結合について説明できる。 | 2 | |
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。 | 2 | 後2,後3,後4 |
芳香族性についてヒュッケル則に基づき説明できる。 | 2 | |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について説明できる。 | 2 | 後2,後3,後4 |
構造異性体、シスートランス異性体、鏡像異性体などを説明できる。 | 2 | 後4 |
化合物の立体化学に関して、その表記法により正しく表示できる。 | 2 | |
代表的な官能基に関して、その構造および性質を説明できる。 | 2 | 後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
それらの官能基を含む化合物の合成法およびその反応を説明できる。 | 2 | 後5,後6,後7,後10,後11,後12,後13 |
代表的な反応に関して、その反応機構を説明できる。 | 2 | |