概要:
・地域の自治体、企業等との見学・対話や議論を通じて地域を知るとともに、グループやクラスで地域や企業の課題解決に取組む。
・地域で働くことのイメージを実感できる取り組みを推進することに加えて起業家育成についても学び、就職先選択の多角的な視点を獲得する。
・知財の調査方法やSDGsの考え方を念頭に地域活性化のための考え方を意識する。
授業の進め方・方法:
・地域の自治体・企業等とクラス・グループで対話することにより、地域理解と仕事への理解を深める。
・4年生の後期に実施するので、自分事として考え、翌年4月以降の就職活動に生かす考え方が肝心である。進学希望者も、いずれはこの問題に直面する。
注意点:
・自治体や地域企業に協力頂く。今回の取組みを通して幅広い進路選択の参考としてください。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス「地方活性化を考える」 一関市の課題取組 (1) 課題説明 |
全体構成を把握(一関市の課題取組、企業との対話)、課題の理解
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2週 |
「地方活性化を考える」 一関市の課題取組 (2) 課題の調査 |
課題を調査し、より深く学ぶ
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3週 |
「地方活性化を考える」 一関市の課題取組 (3) 課題解決の模索 |
課題解決案を模索する
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4週 |
「地方活性化を考える」 一関市の課題取組 (4) 課題解決案の絞り込み |
課題解決案を絞り込む
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5週 |
「地方活性化を考える」 一関市の課題取組 (5) 課題解決案の決定 |
課題解決案の決定
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6週 |
「地方活性化を考える」 一関市の課題取組 (6) 発表準備 |
ポスター発表の準備
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7週 |
「地方活性化を考える」 一関市の課題取組 (7) 発表会と個人報告 |
発表会と振り返りの個人報告①の作成
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8週 |
知財教育、特許・商標検索① |
講演、PCを使用した実習、調査練習
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4thQ |
9週 |
「起業家とは」 起業家人材育成 |
起業家人材育成の概要を学ぶ
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10週 |
「起業家としての実践と岩手の未来」 未来牽引企業① |
講演・対話集会・GW「withコロナ時代の地域活性化」
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11週 |
「地域企業と向き合う新時代のコミュニケーション力」地域企業② |
講演・対話集会・GW
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12週 |
「地域企業と向き合う、コミュニケーション力とは?」地域企業③ |
講演・対話集会・GW
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13週 |
「地域企業と向き合う、コミュニケーション力とは?」地域企業④ |
講演・対話集会・GW
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14週 |
「地域企業と向き合う、コミュニケーション力とは?」地域企業⑤ |
講演・対話集会・GW
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15週 |
「地域企業と向き合う、コミュニケーション力とは?」地域企業⑥ |
見学・コミュニケーション(イベント中止の場合は個人報告②の作成)
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16週 |
知財教育、特許・商標検索② |
知財検索 サテライト開催
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 2 | |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 2 | |
課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 2 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 2 | |
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。 | 2 | |